MotoGPのシーズン22レースは願望ではあるが現実的ではない。
2018年5月2日 スポーツ ウェールズ、フィンランド、メキシコ、ブラジル、インドネシア。
MotoGPを誘致したい既存や新設のサーキットはあるが、色々な問題
があるわけで、DORNAが考えているようにすんなりと22レースということ
にはならないと思う。
http://www.corsedimoto.com/il-caso/motogp-pagare-moneta-o-vedere-cammello/
前述の国のサーキットに加えて、中国やロシアといったところも市場としては
バイクメーカーとしては魅力的ではあると思う。しかしながら、地方自治体
なり国のレベルの協力が果たしてどれだけ得られるかというと疑問ですね。
先週、F1のカレンダーにはアゼルバイジャングランプリやバーレーン、
シンガポールなどがありますが、これらの国のレースはかなり政府の関与
が強くて、自国にレースファンを呼び込もうという意識が財政支援や
バックアップ体制に繋がっています。
MotoGPの近年カレンダーに加わった国にはアルゼンチンがありますが、
地方政府のバックアップ体制というものが強くある。
そんななかでサーキットはあったり、新設されても、地方政府レベル、
国家レベルでの支援体制がないということでは今のMotoGPを開催するのは
難しいでしょうね。
また、MotoGPクラスのチームではメーカー直系チームなり、サテライト
でも一定程度のメーカーからの支援があるのでしょうが、Moto2やMoto3
といったカテゴリーでビッグスポンサーを有していないチームで15万ユーロ
はライダーに求めるチームは今以上に持参金を持ってこれるライダーを
必要とすることになる。
そうなると能力があっても、走ることができないライダーが今以上に
出てきてライダーのレベルが下がる可能性がある。
この問題は実際に起きていて、単純に走る才能で言えば世界で走っていて
おかしくないライダーがイタリア選手権で走っているという状況が生まれて
います。
まぁ、近年のライダーに求められる能力というものがバイクを速く走らせる
というものだけではなくて、スポンサー獲得能力であったり、メーカーとの
強い結びつきであったり、ライダーの国籍というものが契約に結びついて
いるのですが、それが顕著になると思いますね。
もちろん、DORNAとしては近い未来の理想形を思い浮かべながら、
現実的な対応をしていくということになると思いますが、非開催国が
開催のためのノウハウを持ちつつ、地方政府や中央政府の財政支援を
有するようになったときに彼らの考える22レースというものが可視化
できるのだと思います。
まぁ、22レースというのは関わるライダー、メカニック、チームスタッフ
にとってはタフさを要する相当な数だなと思いますね。現行のカレンダー
のサーキットでも一時期チェコGPのブルノが開催が危ぶまれた時期が
あり地方政府のサポートが決まって、ようやくチケットの販売などが決
まったなんてことがありましたが、チェコとオーストリアが二週連続開催
でチーム関係者は移動が楽でいいですが、夏のバカンスシーズンのなかで
隣国同士で客を取り合うということにも繋がっているわけで現時点で開催
されているサーキットでも何かレース関係者が不満足だったり、評価が
低いと開催不可になる可能性も高いと思いますね。
MotoGPを誘致したい既存や新設のサーキットはあるが、色々な問題
があるわけで、DORNAが考えているようにすんなりと22レースということ
にはならないと思う。
http://www.corsedimoto.com/il-caso/motogp-pagare-moneta-o-vedere-cammello/
前述の国のサーキットに加えて、中国やロシアといったところも市場としては
バイクメーカーとしては魅力的ではあると思う。しかしながら、地方自治体
なり国のレベルの協力が果たしてどれだけ得られるかというと疑問ですね。
先週、F1のカレンダーにはアゼルバイジャングランプリやバーレーン、
シンガポールなどがありますが、これらの国のレースはかなり政府の関与
が強くて、自国にレースファンを呼び込もうという意識が財政支援や
バックアップ体制に繋がっています。
MotoGPの近年カレンダーに加わった国にはアルゼンチンがありますが、
地方政府のバックアップ体制というものが強くある。
そんななかでサーキットはあったり、新設されても、地方政府レベル、
国家レベルでの支援体制がないということでは今のMotoGPを開催するのは
難しいでしょうね。
また、MotoGPクラスのチームではメーカー直系チームなり、サテライト
でも一定程度のメーカーからの支援があるのでしょうが、Moto2やMoto3
といったカテゴリーでビッグスポンサーを有していないチームで15万ユーロ
はライダーに求めるチームは今以上に持参金を持ってこれるライダーを
必要とすることになる。
そうなると能力があっても、走ることができないライダーが今以上に
出てきてライダーのレベルが下がる可能性がある。
この問題は実際に起きていて、単純に走る才能で言えば世界で走っていて
おかしくないライダーがイタリア選手権で走っているという状況が生まれて
います。
まぁ、近年のライダーに求められる能力というものがバイクを速く走らせる
というものだけではなくて、スポンサー獲得能力であったり、メーカーとの
強い結びつきであったり、ライダーの国籍というものが契約に結びついて
いるのですが、それが顕著になると思いますね。
もちろん、DORNAとしては近い未来の理想形を思い浮かべながら、
現実的な対応をしていくということになると思いますが、非開催国が
開催のためのノウハウを持ちつつ、地方政府や中央政府の財政支援を
有するようになったときに彼らの考える22レースというものが可視化
できるのだと思います。
まぁ、22レースというのは関わるライダー、メカニック、チームスタッフ
にとってはタフさを要する相当な数だなと思いますね。現行のカレンダー
のサーキットでも一時期チェコGPのブルノが開催が危ぶまれた時期が
あり地方政府のサポートが決まって、ようやくチケットの販売などが決
まったなんてことがありましたが、チェコとオーストリアが二週連続開催
でチーム関係者は移動が楽でいいですが、夏のバカンスシーズンのなかで
隣国同士で客を取り合うということにも繋がっているわけで現時点で開催
されているサーキットでも何かレース関係者が不満足だったり、評価が
低いと開催不可になる可能性も高いと思いますね。
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