毎日、視聴率が発表されるテレビではなく、年に六回行なわれるラジオの
聴取率調査。番組のゲストが豪華になったり、プレゼントが増えたりという
ことが毎回行なわれますが、今回は四月の改編期を終えてのスペシャルウィーク
ということで色々な意味で注目に値しますね。

 新番組がどれぐらいの浸透度があるのか、時間帯が変わった番組の聴取率が
どうなのかといったことを考えているラジオ局の方々の注目と関心が集まる
ことでしょう。

 私が特に考えているのがTBSラジオが火曜日から金曜日のナイター中継を
終了して、初めての聴取率調査というところですね。

 放映権料が高く、制作費にもそれが反映する一方で時代的な環境でラジオ
ではなくて、ネットでスポナビで試合展開を目にしていたり、衛星放送で
好きなカードを見ていたり、出先でもDAZNを見ていたりする野球ファン人口
が多くなっていき、ナイター中継を終了したのがTBSラジオでした。

 ナイター中継を終えたから、年間を通した番組編成などができるように
なったということもあり、四月から来年の三月というスパンを見越した
新番組を投入して、ナイター中継延長に伴う、21時以降の番組の変更や
中途からの番組進行ということがなくなったことが何を生み出したのか、
あるい他の局への移動を促すことになったのか。

 果たしてどんな地殻変動が起きているのか、いないのか気になっている
私です。

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