台湾のアイドルにはまっていた日本人の男性のファンがアイドルが活動
内容を変更してアイドルから路線変更したところ、ショックを受けて
切腹自殺を図ったそうです。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw3404539

 私がこのニュースを読んで思ったのは、80年代のプロレスであったり、
テレビドラマを見てのファンのリアクションでしたね。

 アントニオ猪木がテレビ朝日のバックアップを受けて、金曜日の20時台に
ほぼ毎週レギュラー番組に出て、猪木信者から圧倒的な支持を得ていた
ところに東京12チャンネルの放送がなくなったことがきっかけで倒産した
国際プロレスのエースであったラッシャー木村が新日本プロレスに登場
して抗争を開始してから、過剰すぎる猪木愛を有する猪木ファンのある種
の選民思想から発せられる行動が過激でラッシャー木村やパートナーの
アニマル浜口や寺西勇がリングに上がる時にモノが投げられるのは普通に
あり、家にモノが放り込まれるようなこともあり、それが理由で飼い主の
死に至ってしまいました。

 また、TBSが20時台に大映テレビ製作の『スチュワーデス物語』を放送
していて、健気なスチュワーデスを堀ちえみが演じていて、その恋敵を
片平なぎささんが演じていたのですが義手になった手を教官役の風間杜夫
に見せる時に毒のあるセリフを吐きながら、口で手袋を噛みながら取って
義手を見せつけるというシーンがあり、その悪役振りがはまっていて良かった
のですが、子供に石を投げられたり、街中を歩いていて『魔女』だの『悪魔』
などと言葉を吐かれたりしていましたが、ファンの過剰な思い込みとか
方向性の間違ったパワーやエネルギーというのは怖いなと思いましたね。

 アイドルに対するエネルギーやパワーが活動を支えたりするのは素晴らしい
ことだと思いますが、何か間違った方向性に行ってしまい、過激すぎる
とまずい展開になるのだなと思った私でした。

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