determinationとpowerを感じる芸人は誰か。
2018年3月30日 日常 昨日の続きの話になりますが、ここのところのお笑いライブを見ていて
私の知る範囲でお笑いに対するdeterminationを感じさせる芸人と
ネタ中でpowerを感じさせる芸人について書きたいと思います。
determinationというのは簡単にやる気とか決意という言葉に訳すことに
抵抗がある言葉で『石にかじりついてでもやり抜く』とか『他人を蹴落として
でも前に出る』という意味合いの言葉です。
ここのところ私のブログをお読みの方は容易に理解できるように
determinationを感じさせるのはラムズの風間春菜です。
彼女のネタであったり、演技力であったりもそうですし、苦手なことにも
あえて挑戦して実力をアップしようとするところに強い意志を感じます。
ごく最近も不得意とする大喜利に挑戦して、何とか実力を高めようという
意思を強く感じました。
このあたりのことは以前、この私のブログでも取り上げたので、ごらん
いただけたら理解が深まると思います。
http://yasumarzo.diarynote.jp/201803270026372257/
では、powerを感じる芸人は誰か。私の知る範囲、見ている中で一番
powerを持っているのはちょーちんあんこーさんのじゅんこBAN!BAN!さんです。
彼女のある種、無軌道さや暴走ぶりにはとんでもない狂気と冷静さを
有しながら場外乱闘をする悪役レスラーを思わせるものがあります。
そして、私はそこにかつての小堺一機さんと関根勤さんの『コサキン』
の二人がやっていた深夜のラジオ番組の時のような暴走や勢いを感じます。
テレビでの二人というのは番組制作者やスポンサーが求めている役割とか
設定を全うして、広い年代に受けるような役割を演じていたのですが、ラジオ
での二人はやりたいことや思っていることを好き放題にやる。
小堺一機さんが『テレビでは言えないけれど、本当にちびっ子歌合戦は嫌い』
とか『大好きなAV女優は松本まりなさんで、好きなおっぱいはお椀型』
などと話し、関根勤さんが好きでたまらないが、それほどまだ世間的に知られて
いないタレントや格闘家のモノマネのネタおろしをしたり、くどさと気持ち
悪さが面白くなり始めたルー大柴さんを登場させたりして世間の届かせたり
しました。
また、リスナーと二人が時代劇の役者のイメージの強かった松平健が
主演の舞台のエンディングなどで『マツケンサンバ』を歌っているのを
いち早くキャッチして流し始めたり、吉永小百合の『奈良の春日野』を
放送したり、バラエティにほとんど出ていなかったアニソンの水木一郎
さんの面白さや演歌の冠二郎さんの突き抜けた明るさに目をつけてゲスト
に呼んで後々の活動の最初の一歩をプロデュースしたのがコサキンのラジオ
でした。
そのラジオの『意味ねぇ』世界というのはナンセンスギャグの力と
パワーにあふれていて、理解できなかったり、ついていけなかったゲスト
の沢口靖子さんなどは本番中にぴあを読み始める有様でしたが、面白がる
ゲストには大うけでした。
その受けていた中の一人が体操のオリンピックのゴールドメダリストの
森末慎二さんですね。
あの深夜のラジオに大笑いしながら、リスナーの質問に答えて、番組の
最後まで付き合っていたのですが、森末さんがコサキンワールドを存分に
味わった後に思わず
『いいなぁ、こんなパワーのあるラジオで』
と話したのを強い印象と共に今でも覚えています。
オリンピックのゴールドメダリストというのは肉体的にも鍛えぬき、
精神的にも世界の頂上にある人だと思いますが、そんな人がナンセンスだったり
意味がなかったり、芸能界のちょっとはずれたところに焦点を合わせて
笑いを取る二時間番組を経験した率直な感想がコサキンの二人のパワー
に対する感嘆でした。
でもって、私のブログを長年ごらんいただいている読者の方々はご存知
でしょうが、私はオートバイのレースの世界とかテニスのツアーで戦って
いるライダーやプレイヤーと仲が良かったりする。
その中には世界チャンピオンであったり、世界ナンバーワンプレイヤー
であったり、四大大会ウィナーがいますが、彼らを見ていると肉体的に
鍛え上げたり、精神的にベストな状態を作り上げたりするために様々な
トレーニングをしていたり、コンディションを高めるために最新で最高の
モノにお金をかけたり、素晴らしいスタッフと契約したり、食べるものや
飲むものに気を配ったり、スポンサーとの関係に熟慮した行動をしたり、
使う道具のメンテナンスに神経を使ったりと色々な意味でパワーを感じます。
テニスの世界で言うとフラビア・ペンネッタを見ていると彼女はいわゆる
『フツウの人』特別、骨が太かったり、恵まれた筋肉を持っていたり、
身長が高かったりということがなく、平均サイズの人が勝ち抜くために
パワープレイヤーに打ち負けない体力を作り、いかに相手が苦手とする
展開を作るのかを考えて戦い続けてきました。
オートバイのレースの世界で言うとアルノー・ヴァンサンは子供の頃から
ミニバイクをやっていたり、父親からの英才教育やメーカーのジュニア
ライダー育成プログラムのようなところとは無縁でレースの活動をするのが
遅く、地域選手権やフランス選手権をやっていた頃などはメカニックとして
働きレース資金を集め、同時にイタリア語を勉強してレース界に多い
イタリアのメーカーやイタリア人のエンジニアなどとすんなり会話を
したり、スポンサー受けの良さなどがあり、味方を増やし、キャリアの
多くをイタリアのチームで過ごして世界チャンピオンになった時は
イタリアのチームでタイトルを奪いました。
フラビア・ペンネッタはダブルスで世界一までなり、シングルスでも
全米オープンを制しトップテンまで行きました。
アルノー・ヴァンサンはイタリアのチームでアプリリアのマシンで
ワールドチャンピオンになりました。
まぁ、『フツウの人』が世界で戦う上で体力、精神力、行動力、判断力、
交渉力、決断力など色々な意味でのパワーを有して戦い世界を制する場面を
見てきました。色々な意味で凄みであったり、勢いや狂気すれすれの
のめりこみ方を見てきました。
そんな経験をしてきた私がお笑いライブを見てきてパワーを感じるのは
ちょーちんあんこーのじゅんこBAN!BAN!ですね。
笑いを取るためには観客をいじりながら巻き込んでいく芸の力であったり、
流れを壊してしまいながら受けを取る独創力であったり、自らの腹を出して
卑怯な笑いを得る行動力であったり、色々な意味での力。パワーがありますね。
世界ナンバーワンや世界チャンピオン、四大大会優勝者でとんでもない
色々な意味でのパワーを持っていた人を割りに近い場所で見ていた私に
とってお笑いの世界でパワーを感じるのは卑怯な笑いも悪目立ちも厭わず
清濁併せ呑むちょーちんあんこーのじゅんこBAN!BAN!ですね。
カワイイ顔と巨乳に美しいファンタジィと揺れる下っ腹(を用いて笑いを
取る姿勢)に醜いリアリティを感じさせながら色々な力を持っていて
それを発揮しているのはお笑いグルメにとってのおいしいごちそうだなと
思って見ています。『フツウの人』が頂上を目指すには色々な意味でパワー
が必要ですが、彼女にはフラビア・ペンネッタやアルノー・ヴァンサン
のような一途な思いと強い欲望を感じます。
私の知る範囲でお笑いに対するdeterminationを感じさせる芸人と
ネタ中でpowerを感じさせる芸人について書きたいと思います。
determinationというのは簡単にやる気とか決意という言葉に訳すことに
抵抗がある言葉で『石にかじりついてでもやり抜く』とか『他人を蹴落として
でも前に出る』という意味合いの言葉です。
ここのところ私のブログをお読みの方は容易に理解できるように
determinationを感じさせるのはラムズの風間春菜です。
彼女のネタであったり、演技力であったりもそうですし、苦手なことにも
あえて挑戦して実力をアップしようとするところに強い意志を感じます。
ごく最近も不得意とする大喜利に挑戦して、何とか実力を高めようという
意思を強く感じました。
このあたりのことは以前、この私のブログでも取り上げたので、ごらん
いただけたら理解が深まると思います。
http://yasumarzo.diarynote.jp/201803270026372257/
では、powerを感じる芸人は誰か。私の知る範囲、見ている中で一番
powerを持っているのはちょーちんあんこーさんのじゅんこBAN!BAN!さんです。
彼女のある種、無軌道さや暴走ぶりにはとんでもない狂気と冷静さを
有しながら場外乱闘をする悪役レスラーを思わせるものがあります。
そして、私はそこにかつての小堺一機さんと関根勤さんの『コサキン』
の二人がやっていた深夜のラジオ番組の時のような暴走や勢いを感じます。
テレビでの二人というのは番組制作者やスポンサーが求めている役割とか
設定を全うして、広い年代に受けるような役割を演じていたのですが、ラジオ
での二人はやりたいことや思っていることを好き放題にやる。
小堺一機さんが『テレビでは言えないけれど、本当にちびっ子歌合戦は嫌い』
とか『大好きなAV女優は松本まりなさんで、好きなおっぱいはお椀型』
などと話し、関根勤さんが好きでたまらないが、それほどまだ世間的に知られて
いないタレントや格闘家のモノマネのネタおろしをしたり、くどさと気持ち
悪さが面白くなり始めたルー大柴さんを登場させたりして世間の届かせたり
しました。
また、リスナーと二人が時代劇の役者のイメージの強かった松平健が
主演の舞台のエンディングなどで『マツケンサンバ』を歌っているのを
いち早くキャッチして流し始めたり、吉永小百合の『奈良の春日野』を
放送したり、バラエティにほとんど出ていなかったアニソンの水木一郎
さんの面白さや演歌の冠二郎さんの突き抜けた明るさに目をつけてゲスト
に呼んで後々の活動の最初の一歩をプロデュースしたのがコサキンのラジオ
でした。
そのラジオの『意味ねぇ』世界というのはナンセンスギャグの力と
パワーにあふれていて、理解できなかったり、ついていけなかったゲスト
の沢口靖子さんなどは本番中にぴあを読み始める有様でしたが、面白がる
ゲストには大うけでした。
その受けていた中の一人が体操のオリンピックのゴールドメダリストの
森末慎二さんですね。
あの深夜のラジオに大笑いしながら、リスナーの質問に答えて、番組の
最後まで付き合っていたのですが、森末さんがコサキンワールドを存分に
味わった後に思わず
『いいなぁ、こんなパワーのあるラジオで』
と話したのを強い印象と共に今でも覚えています。
オリンピックのゴールドメダリストというのは肉体的にも鍛えぬき、
精神的にも世界の頂上にある人だと思いますが、そんな人がナンセンスだったり
意味がなかったり、芸能界のちょっとはずれたところに焦点を合わせて
笑いを取る二時間番組を経験した率直な感想がコサキンの二人のパワー
に対する感嘆でした。
でもって、私のブログを長年ごらんいただいている読者の方々はご存知
でしょうが、私はオートバイのレースの世界とかテニスのツアーで戦って
いるライダーやプレイヤーと仲が良かったりする。
その中には世界チャンピオンであったり、世界ナンバーワンプレイヤー
であったり、四大大会ウィナーがいますが、彼らを見ていると肉体的に
鍛え上げたり、精神的にベストな状態を作り上げたりするために様々な
トレーニングをしていたり、コンディションを高めるために最新で最高の
モノにお金をかけたり、素晴らしいスタッフと契約したり、食べるものや
飲むものに気を配ったり、スポンサーとの関係に熟慮した行動をしたり、
使う道具のメンテナンスに神経を使ったりと色々な意味でパワーを感じます。
テニスの世界で言うとフラビア・ペンネッタを見ていると彼女はいわゆる
『フツウの人』特別、骨が太かったり、恵まれた筋肉を持っていたり、
身長が高かったりということがなく、平均サイズの人が勝ち抜くために
パワープレイヤーに打ち負けない体力を作り、いかに相手が苦手とする
展開を作るのかを考えて戦い続けてきました。
オートバイのレースの世界で言うとアルノー・ヴァンサンは子供の頃から
ミニバイクをやっていたり、父親からの英才教育やメーカーのジュニア
ライダー育成プログラムのようなところとは無縁でレースの活動をするのが
遅く、地域選手権やフランス選手権をやっていた頃などはメカニックとして
働きレース資金を集め、同時にイタリア語を勉強してレース界に多い
イタリアのメーカーやイタリア人のエンジニアなどとすんなり会話を
したり、スポンサー受けの良さなどがあり、味方を増やし、キャリアの
多くをイタリアのチームで過ごして世界チャンピオンになった時は
イタリアのチームでタイトルを奪いました。
フラビア・ペンネッタはダブルスで世界一までなり、シングルスでも
全米オープンを制しトップテンまで行きました。
アルノー・ヴァンサンはイタリアのチームでアプリリアのマシンで
ワールドチャンピオンになりました。
まぁ、『フツウの人』が世界で戦う上で体力、精神力、行動力、判断力、
交渉力、決断力など色々な意味でのパワーを有して戦い世界を制する場面を
見てきました。色々な意味で凄みであったり、勢いや狂気すれすれの
のめりこみ方を見てきました。
そんな経験をしてきた私がお笑いライブを見てきてパワーを感じるのは
ちょーちんあんこーのじゅんこBAN!BAN!ですね。
笑いを取るためには観客をいじりながら巻き込んでいく芸の力であったり、
流れを壊してしまいながら受けを取る独創力であったり、自らの腹を出して
卑怯な笑いを得る行動力であったり、色々な意味での力。パワーがありますね。
世界ナンバーワンや世界チャンピオン、四大大会優勝者でとんでもない
色々な意味でのパワーを持っていた人を割りに近い場所で見ていた私に
とってお笑いの世界でパワーを感じるのは卑怯な笑いも悪目立ちも厭わず
清濁併せ呑むちょーちんあんこーのじゅんこBAN!BAN!ですね。
カワイイ顔と巨乳に美しいファンタジィと揺れる下っ腹(を用いて笑いを
取る姿勢)に醜いリアリティを感じさせながら色々な力を持っていて
それを発揮しているのはお笑いグルメにとってのおいしいごちそうだなと
思って見ています。『フツウの人』が頂上を目指すには色々な意味でパワー
が必要ですが、彼女にはフラビア・ペンネッタやアルノー・ヴァンサン
のような一途な思いと強い欲望を感じます。
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