すみだスマイルに見る実験の場の重要性。
2018年3月27日 日常 墨田区のみどりコミュニティセンターという場所で月に一回行なわれている
『すみだスマイル』という入場無料のお笑いライブを見に行ってきました。
この手のライブに行って思うのは、『ローマは一日にして成らず』なわけで
やる気や能力のある芸人さんでも場数をこなさないとネタも練れてこないし、
コンビネーションも磨かれないわけで、経験を積みたい芸人さんにとっては
将来、花を咲かすに必要な土壌だなと思いますね。
東京都内には各区にお笑いライブができるような公営の場所があり、
さらに民営のお笑いライブに適したライブ会場があります。
そんな中でこうして、公営の場所で無料ライブが開かれるというのは
素晴らしいことだと思いますね。
見る立場からすると無料だから、気楽に足を運びやすい。そして、
出てくる芸人さんが大御所ではなく、これから売れたいという芸人が
出てくるわけで知らない芸人を発見する喜びがある。さらに言うと
その場でしか感じられないライブ感を感じることができる。
また、芸人サイドからするとやはり舞台度胸をつけたり、コンビの場合
コンビネーションを高めたり、ネタを練りこむには稽古も大事だが、
客前で演じる機会が多い方がいい。
カンニング竹山さんがかつて、劇場を有している事務所に所属している芸人
がうらやましいということをラジオ番組で発言していましたが、
ネタをおろしたくてもやる場所がなかったり、頭の中で考えたことが
受けるポイントが芸人サイドと観客サイドで一致するのか、不一致と
なるのかを試すにはやはり無観客で稽古するのではなくて、観客が
いる中で試す必要がある。
私がお笑いライブや公開放送で関係者席の近くで見たときに観客が
笑うポイントと業界人が受けているところが一緒のこともありますが、
違うところも結構あることにある種のショックを受けましたが、
そういった部分を理解する上でも観客のいる舞台でネタをやるという
必要性があると思いますね。
そんな中ですみだスマイルというライブは見る側としても演じるサイドに
とっても、あるいは稼働率を高めたいと考えているとしたら、そういった
部分でも成果を上げていますし、あの場所はあの会場で何かやっていると
思い、情報収集しようといった行動に繋がり施設自体のイメージを高める
効果もあると思います。
私はお笑いグルメとして雑食属性があるのですが、こういう場所で主に
近くの住民が見に来ている無料、あるいは低料金のライブの場合、芸人さん
がテストというか実験ができるのではないかという印象も抱きますね。
ミュージシャンがシングル曲はヒットさせるという命題があったり、
コマーシャルやテレビ番組などのタイアップがある場合はキャッチーで
あったり、サビ部分が強い曲を作る必要がある。
ミュージシャンにとって、特に売れている個人やグループというのは
ファンのサイドにとってはヒットした曲に思い入れがあり、その曲と同じ
カラーの曲を求めたり、当たった作品に近いものを求めることが多い
と思います。
ただ、ミュージシャンサイドとしては、当たった作品を購入してくれる
ファンは嬉しいのですが、同時に表現者としては今までやっていなかった
曲を作ってみたくなったり、使ったことのない技術を使いたくなったり、
違った作風を求めたくなる。
そんな思いの中でライブであったり、アルバムの中で発表すると思うの
ですが、それはお笑いの世界でもあって、違った作風のネタを作ってみて
お客さんの反応を見て、ネタの良し悪しを判断したり、普段やっている
スタイルではない方法論で台本を作ってネタおろしする実験の場というのは
必要だと思いますね。
その実験があり、新たな鉱脈を発見することがあったり、ネタを練りこんで
いくことができる。
モータースポーツの世界でレースをするうえで、テスト走行でガソリン
満タンでフルスピードで走ったり、使用したタイヤをあえて装着して
車体の運動性能を試したり、今までしなかったサスペンションセッティング
で走らせて安定性がどれぐらいか確かめるテストセッションがあって、
車体もエンジンも適正な値が理解できて開発が進んでいく。
すみだスマイルというのは今は無名であるが、やる気があるがテストとか
実験の場を求めるお笑い芸人にとってのネタの測定の場所として重要視
されていて、それが機能しているように昨日の現場で思いましたね。
『すみだスマイル』という入場無料のお笑いライブを見に行ってきました。
この手のライブに行って思うのは、『ローマは一日にして成らず』なわけで
やる気や能力のある芸人さんでも場数をこなさないとネタも練れてこないし、
コンビネーションも磨かれないわけで、経験を積みたい芸人さんにとっては
将来、花を咲かすに必要な土壌だなと思いますね。
東京都内には各区にお笑いライブができるような公営の場所があり、
さらに民営のお笑いライブに適したライブ会場があります。
そんな中でこうして、公営の場所で無料ライブが開かれるというのは
素晴らしいことだと思いますね。
見る立場からすると無料だから、気楽に足を運びやすい。そして、
出てくる芸人さんが大御所ではなく、これから売れたいという芸人が
出てくるわけで知らない芸人を発見する喜びがある。さらに言うと
その場でしか感じられないライブ感を感じることができる。
また、芸人サイドからするとやはり舞台度胸をつけたり、コンビの場合
コンビネーションを高めたり、ネタを練りこむには稽古も大事だが、
客前で演じる機会が多い方がいい。
カンニング竹山さんがかつて、劇場を有している事務所に所属している芸人
がうらやましいということをラジオ番組で発言していましたが、
ネタをおろしたくてもやる場所がなかったり、頭の中で考えたことが
受けるポイントが芸人サイドと観客サイドで一致するのか、不一致と
なるのかを試すにはやはり無観客で稽古するのではなくて、観客が
いる中で試す必要がある。
私がお笑いライブや公開放送で関係者席の近くで見たときに観客が
笑うポイントと業界人が受けているところが一緒のこともありますが、
違うところも結構あることにある種のショックを受けましたが、
そういった部分を理解する上でも観客のいる舞台でネタをやるという
必要性があると思いますね。
そんな中ですみだスマイルというライブは見る側としても演じるサイドに
とっても、あるいは稼働率を高めたいと考えているとしたら、そういった
部分でも成果を上げていますし、あの場所はあの会場で何かやっていると
思い、情報収集しようといった行動に繋がり施設自体のイメージを高める
効果もあると思います。
私はお笑いグルメとして雑食属性があるのですが、こういう場所で主に
近くの住民が見に来ている無料、あるいは低料金のライブの場合、芸人さん
がテストというか実験ができるのではないかという印象も抱きますね。
ミュージシャンがシングル曲はヒットさせるという命題があったり、
コマーシャルやテレビ番組などのタイアップがある場合はキャッチーで
あったり、サビ部分が強い曲を作る必要がある。
ミュージシャンにとって、特に売れている個人やグループというのは
ファンのサイドにとってはヒットした曲に思い入れがあり、その曲と同じ
カラーの曲を求めたり、当たった作品に近いものを求めることが多い
と思います。
ただ、ミュージシャンサイドとしては、当たった作品を購入してくれる
ファンは嬉しいのですが、同時に表現者としては今までやっていなかった
曲を作ってみたくなったり、使ったことのない技術を使いたくなったり、
違った作風を求めたくなる。
そんな思いの中でライブであったり、アルバムの中で発表すると思うの
ですが、それはお笑いの世界でもあって、違った作風のネタを作ってみて
お客さんの反応を見て、ネタの良し悪しを判断したり、普段やっている
スタイルではない方法論で台本を作ってネタおろしする実験の場というのは
必要だと思いますね。
その実験があり、新たな鉱脈を発見することがあったり、ネタを練りこんで
いくことができる。
モータースポーツの世界でレースをするうえで、テスト走行でガソリン
満タンでフルスピードで走ったり、使用したタイヤをあえて装着して
車体の運動性能を試したり、今までしなかったサスペンションセッティング
で走らせて安定性がどれぐらいか確かめるテストセッションがあって、
車体もエンジンも適正な値が理解できて開発が進んでいく。
すみだスマイルというのは今は無名であるが、やる気があるがテストとか
実験の場を求めるお笑い芸人にとってのネタの測定の場所として重要視
されていて、それが機能しているように昨日の現場で思いましたね。
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