2020年のレース専用車両でのレースが化石燃料を用いたものであるのは
十分、考えられるがそこから先のレース界がどうなるのかは不透明だと
思う。車の方ではすでにフォーミュラEが行なわれていて、そこに自動車
メーカーも参戦してくるなかで、バイクの方はどうなるのかと考えていた
ところでMotoGPのカタールのレースウィークで一回目の会合が開かれました。
https://www.gpone.com/it/2018/03/17/motogp/motoe-11-squadre-per-18-piloti-e-5-gare.html

 まぁ、最初の一歩ということで来季の参戦チームはどうなるのか、どの
サーキットで開催されるのか、ライダーは誰になるのかなどは不透明なことが
多いのですが、そんな中でMotoGPやMoto2、Moto3のチームの代表が会議室
に現れました。

 確定している事項はヨーロッパでの5レースでの開催ということのみで
その5レースがどのサーキットでの開催になるのかはまだ発表段階ではない
ということですね。

 そして、現段階で会合に出席したチームというのは当然のことながら
参戦にかなり前向きであるというのは想像できます。

 彼らの立場からすると供給してくれているオイルメーカーの顔色がゆがむ
ようなことは言えないわけですし、ファクトリーチームはオイルメーカー
との密接な関係を築いているわけですから、現段階では決まっていることでも
話しにくかったり、DORNAサイドの決定事項の確認という段階に留まって
いる気がしますね。

 2020年のレースが化石燃料で行なわれるのは確実だと思いますが、
そこから先のレース界がどうなるのかはわからないわけで、そんな中、
雲をつかむようなことと同時にテクノロジーの進化であったり、車のレースの
カテゴリーであるフォーミュラEの成功などから見えてくる現実とが
混ざり合いながら、5年後や10年後の未だ誰も考えてこなかった電気に
よる動力エネルギーを用いたレースがほぼ白紙のキャンバスに描かれようと
しています。

 個人的にはサーキットに太陽光パネルや風力発電設備などが置かれて
そこから電力を備蓄して、それをバイクの動力エネルギーとして使われる
レースになったら面白いなと思っています。

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