最高の国内選手権はイギリス選手権という認識があり、私もその通りかな
と思うのですが、では、どこがセカンドベストの国内選手権だろうか。
ぼんやりと想像するとスペイン、日本、イタリアといったあたりかなと
思うのですが、ローマのMotoDaysで発表されたエントリーリストを見ると
スーパーバイクとスーパースポートクラスに関してはイタリア選手権が
セカンドベストの国内選手権ではないかなと思い始めています。
http://www.civ.tv/elf-civ-presentate-a-roma-motodays-le-entry-list-provvisorie-2018/

 ここ十年ほど思うのですが、もし、MotoGPやスーパーバイク世界選手権が
12から13ぐらいのレース数だったり、ヨーロッパ以外のレースが今ほど
多くなかったら小さなチームが世界選手権で活動できることだろう。

 そして、チームが今のようにライダーに持参金なり持ち込みスポンサーを
求めることはないだろう。その金額も今ほど高くないだろうと思います。

 しかし、拡大していく世界選手権とエントリー数の上限を考えると、
能力のあるチームマネージャーやメカニックを抱えていても世界選手権
には出ることができないチームが多い。

 また、チームから求められる持ち込み額を聞いて、これは世界選手権には
出られなくて、国内選手権での活動に切り替えて、いくつかのレースに
ワイルドカード参戦という可能性を探るライダーも多い。

 その現況を感じながら、今年のイタリア選手権を見ると世界選手権に
出てもおかしくない能力の高いライダーがスーパースポートクラスと
スーパーバイククラスに参戦する人が結構いて、今年のイタリア選手権は
かなり面白いバトルが見ることになりそうで楽しみですね。

 スーパースポートクラスの参戦リストに載っているのが

 ダビデ・スティルペ、アレッシオ・ベリーニ、ステーファノ・クルチャーニ、
マッシモ・ロッコリ、イラリオ・ディオニージ、そして、二人のスター
ライダーの芳賀紀行とミッシェル・ファブリッツィオ。

 スーパーバイククラスに参戦するのが

 マッテオ・バイオッコ、アレッサンドロ・アンドレオッツィ、
ファブリッツィオ・ライ、ファビオ・メンギ、ルカ・ビターリ、
クラウディオ・コルティ、ケビン・カリア、リカルド・ルッソ、
ロレンツォ・ザネッティ、そして、ドゥカティのテストライダーにして
イタリア選手権を制しているディフェンディングチャンピオンの
ミケーレ・ピッロ。

 フェデリコ・サンディ、イバン・ゴイ、アンドレア・ボスコスクーロと
いった名前がないのは寂しいのですが(彼らは耐久とナショナルトロフィー
クラスなどの参戦計画中)今年のイタリア選手権はかなり面白くなると
思いますね。

 二番目にレベルの高い国内選手権と呼べるのかなと思いながら、メーカーの
力の入れ方によっては最高レベルの国内選手権となる可能性も感じます。


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