観客投票によるお笑いライブを見て。
2018年3月2日 日常 よしもとが企画、運営しているトライアルバトルを見てきました。
最近、私が気になるラムズが上のカテゴリーに上がることができるのかどうか
あるいは最近、成長が見られる個人やグループがさらにいい環境でやれるか
どうかというお笑いの世界のサバイバルのライブなんですが、楽しい時間を
過ごしながらも、もやもや感が残ったライブでした。
20組の芸人が11の進級できる枠を目指して、二分間のネタをやり、観客
が配られたアンケート用紙に面白かった5組のグループに○をつけて返却して
上位の11位までが上のランクに進むというトライアルバトルなのですが
観客層が見た感じ20代の女性が多くて、出演者は結構若くて元気な男性の
芸人。
私の知っている芸人さんも初めて見るコンビも話の流れも良く、コントを
している芸人さんは演技力も素晴らしくて客席からも笑いが起きていたの
ですが、結果はトップイレブンには入ることができず、笑いがあまり起きな
かった何人かの芸人さんがトップイレブン入りして進級することになりました。
まぁ、どうしても野球のオールスターゲームの時に特定の球団のファン
がその球団のプレイヤーを出場させたいということで組織票で選出される
ということがあります。
また、コンテストなどの場合に観客がジャッジする場合と専門家が判断する
場合があります。
どちらにも一長一短はあるとおもいますね。観客の投票というのは
どうしても人気投票になってしまいがちですし、関係者がジャッジすると
観客から見て面白いポイントから離れたり、技術を重視する人が笑いが
起きていない部分でも評価するで高い点数を上げることはありえると
思います。
観客と専門家の違いでもかなり違いを感じることが多いのですが、
今回のライブで私が面白いと思った人がトップイレブン入りしなかった
一方で私が低く評価した人が他の観客からの評価を得て進級を果たして
いました。
これにはサーキットでライダーの調子が良くて、マシンも良く仕上がって、
サーキットのレイアウトに苦手意識がないのに順位が上がらなかった時のような
もやもや感が私に宿りましたね。
まぁ、私のお笑いに関する感覚が独特なのか、観客動員力のある芸人さんが
ファンからの信任を得て多くの人に○を書いてもらっているのか、今回の
この時間の観客の好みに沿ったネタをやりきった人が評価されたのか、お笑い
芸人の良し悪しを決めるというのは極めて難しいことなんだなと思いましたね。
プロレスの世界でチャンピオンになるというのは、単純に強さを持っている
だけでなくて、放送してくれるテレビ局の意向だったり、観客動員力だったり、
会社の考えだったり、ストーリーラインを作れるかどうかのある意味の
演技力の必要性などが絡み合って、タイトルマッチが行なわれて王者が
決まります。
そこには単純に総合格闘技のような実力だけが全てというシンプルな
真実とは異なる複雑さであったり、企業社会の経済活動であったり、観客の
強い支持であったり、消費者の嗜好などをすくい上げての決断ということ
になる。
リアルな実力測定によって勝敗が決まる格闘技ではなくて、格闘性を有し
ながらも興行会社であったり、テレビ局やファン人気による部分が含まれて
チャンピオンが決まるプロレス世界とお笑いは似ているところがあるなぁと
実感しましたね。
人気プロレスラーになるには、もちろん、ガチンコの強さも必要ですし、
同時に会場人気であったり、観客動員力であったり、グッズの販売売り上げ力
なども不可欠なことだと思います。
純粋な格闘者の実力測定も好きですが、不純物を含みながら興行を成立
させ、ある種のいかがわしさも内包するプロレスも好きです。
しかし、時にプロレスの有するいかがわしい部分が嫌だなと思ったりしますね。
ただ、その私も『底が丸見えの底なし沼』の世界であるけれど、
練習熱心だったり、研究熱心さが見えるプロレスラーや芸人さんは好き
ですし、なんですけどね。
私が評価したけれど、進級を果たせなかった方々には自信を失って
欲しくないし、私のような客が集まる場所では堂々とネタをやって
いただきたいと思いますね。芸人さんに『頑張ってください』とは
言いにくいので『good luck』と言ったり、声がけをしたいですね。
あぁ、そう言えば今日のラムズは女子プロレスの経営者とプロレスラーを
ずいぶん、リアルに演じていたなぁ。
ラムズの石田さんのクロージングでの姿は他の19組とMCの芸人さんの
陰で見られなかったのですが、受けていた客もいれば、評価しなかった観客
もいる中で悔しさをにじませながら、深々とおじぎをして去っていった
風間春菜に欲望の深さであったり、さらなる目標設定であったり、ネタ作り
や技術レベルのアップといったあくなき向上心が感じられて、今日は
思わず抱きしめたくなりましたけどね。
最近、私が気になるラムズが上のカテゴリーに上がることができるのかどうか
あるいは最近、成長が見られる個人やグループがさらにいい環境でやれるか
どうかというお笑いの世界のサバイバルのライブなんですが、楽しい時間を
過ごしながらも、もやもや感が残ったライブでした。
20組の芸人が11の進級できる枠を目指して、二分間のネタをやり、観客
が配られたアンケート用紙に面白かった5組のグループに○をつけて返却して
上位の11位までが上のランクに進むというトライアルバトルなのですが
観客層が見た感じ20代の女性が多くて、出演者は結構若くて元気な男性の
芸人。
私の知っている芸人さんも初めて見るコンビも話の流れも良く、コントを
している芸人さんは演技力も素晴らしくて客席からも笑いが起きていたの
ですが、結果はトップイレブンには入ることができず、笑いがあまり起きな
かった何人かの芸人さんがトップイレブン入りして進級することになりました。
まぁ、どうしても野球のオールスターゲームの時に特定の球団のファン
がその球団のプレイヤーを出場させたいということで組織票で選出される
ということがあります。
また、コンテストなどの場合に観客がジャッジする場合と専門家が判断する
場合があります。
どちらにも一長一短はあるとおもいますね。観客の投票というのは
どうしても人気投票になってしまいがちですし、関係者がジャッジすると
観客から見て面白いポイントから離れたり、技術を重視する人が笑いが
起きていない部分でも評価するで高い点数を上げることはありえると
思います。
観客と専門家の違いでもかなり違いを感じることが多いのですが、
今回のライブで私が面白いと思った人がトップイレブン入りしなかった
一方で私が低く評価した人が他の観客からの評価を得て進級を果たして
いました。
これにはサーキットでライダーの調子が良くて、マシンも良く仕上がって、
サーキットのレイアウトに苦手意識がないのに順位が上がらなかった時のような
もやもや感が私に宿りましたね。
まぁ、私のお笑いに関する感覚が独特なのか、観客動員力のある芸人さんが
ファンからの信任を得て多くの人に○を書いてもらっているのか、今回の
この時間の観客の好みに沿ったネタをやりきった人が評価されたのか、お笑い
芸人の良し悪しを決めるというのは極めて難しいことなんだなと思いましたね。
プロレスの世界でチャンピオンになるというのは、単純に強さを持っている
だけでなくて、放送してくれるテレビ局の意向だったり、観客動員力だったり、
会社の考えだったり、ストーリーラインを作れるかどうかのある意味の
演技力の必要性などが絡み合って、タイトルマッチが行なわれて王者が
決まります。
そこには単純に総合格闘技のような実力だけが全てというシンプルな
真実とは異なる複雑さであったり、企業社会の経済活動であったり、観客の
強い支持であったり、消費者の嗜好などをすくい上げての決断ということ
になる。
リアルな実力測定によって勝敗が決まる格闘技ではなくて、格闘性を有し
ながらも興行会社であったり、テレビ局やファン人気による部分が含まれて
チャンピオンが決まるプロレス世界とお笑いは似ているところがあるなぁと
実感しましたね。
人気プロレスラーになるには、もちろん、ガチンコの強さも必要ですし、
同時に会場人気であったり、観客動員力であったり、グッズの販売売り上げ力
なども不可欠なことだと思います。
純粋な格闘者の実力測定も好きですが、不純物を含みながら興行を成立
させ、ある種のいかがわしさも内包するプロレスも好きです。
しかし、時にプロレスの有するいかがわしい部分が嫌だなと思ったりしますね。
ただ、その私も『底が丸見えの底なし沼』の世界であるけれど、
練習熱心だったり、研究熱心さが見えるプロレスラーや芸人さんは好き
ですし、なんですけどね。
私が評価したけれど、進級を果たせなかった方々には自信を失って
欲しくないし、私のような客が集まる場所では堂々とネタをやって
いただきたいと思いますね。芸人さんに『頑張ってください』とは
言いにくいので『good luck』と言ったり、声がけをしたいですね。
あぁ、そう言えば今日のラムズは女子プロレスの経営者とプロレスラーを
ずいぶん、リアルに演じていたなぁ。
ラムズの石田さんのクロージングでの姿は他の19組とMCの芸人さんの
陰で見られなかったのですが、受けていた客もいれば、評価しなかった観客
もいる中で悔しさをにじませながら、深々とおじぎをして去っていった
風間春菜に欲望の深さであったり、さらなる目標設定であったり、ネタ作り
や技術レベルのアップといったあくなき向上心が感じられて、今日は
思わず抱きしめたくなりましたけどね。
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