信じられないくらい契約に関する話が進まない現今の状況がプレイヤーに
進路を考えさせることになっています。実際に青木は古巣のスワローズとの
契約を結ぶことを決断し、他の多くの世界中から北米大陸に集まっている
プレイヤーも代理人に任せている一方で出身地のリーグでのプレイを考え
ながら朗報を待っていることでしょう。

 2004年や2005年にチェコのプラハで過ごしていたときに普段よりも
チェコのチーム(とりわけ予算規模の大きいスパルタプラハ)のメンバーが
豪華になったことがありましたが、これは世界中からトッププレイヤーが
集まる北米のNHLのロックアウトがあり、シーズンそのものがなくなって
しまうというアメリカ、カナダのアイスホッケーファンが悲しむ出来事が
あり、試合勘を失いたくないプレイヤーがチェコだったり、スロバキアや
ロシア、スカンジナビア三国などに戻ったり、出かけてして、そのシーズンの
ヨーロッパの国内リーグのレベルが盛り上がるという現象が起こりました。

 スパルタプラハやスラビアプラハのアイスアリーナには隣国のドイツ
だったり、アメリカやカナダからの観光客も当然来ていて、観光都市の
プラハで夜のアイスアリーナがアイスホッケーに飢えている彼らの
言語が飛び交うことになっていました。

 まぁ、彼らからするとチェコの物価は安いし、さらに国際マッチだと
高くなるチケット料金もチェコリーグでのそれはかなり安い印象を抱いて
いたようでした。

 そんな光景を見ていて、スワローズの青木の復帰。今年の日本のリーグに
多くの日本人メジャーリーガーや他の国籍でメジャーでのプレイが難しく
なりそうだというプレイヤーが日本の球団と契約する可能性があるのかな
と思っています。

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