東京圏でスポーツイベント、お笑いのライブなどに出かけて観客動員に
関して、色々と考えることが多くなってきました。

 2月3、4日に六本木で堀江貴文氏が六本木エリアの商業施設を使った
『ホリエモン万博』というイベントを仕掛けました。

 昨年、開催した『ホリエモン祭り』で1000人集客目標だったところ
1500人集まったということもあり、今年に関してはボリュームアップした
イベントにして集客目標を1万人にしたところ、直前になって、見込みが
甘かったというか、規模を大きくしすぎたということが明らかになり、かなり
あせって集客のために情報発信していました。
https://www.oricon.co.jp/news/2104938/full/

 当日の六本木ですが、ホリエモンが初期段階で思い描いたような人数まで
に届かず、結構な額の赤字になったようです。

 堀江氏というとツィッターのフォロワー数が300万を超える。そして、
情報発信に注目される人だと思うのですが、その彼が1000人集めようと
して1500人を集客することには成功したが、1万人集めることはできなかった。

 これは企画内容やゲストの人選、有料イベントの価格設定の問題などが
考えられるのですが、私からすると300万フォロワーいる彼の土日のイベント
に1万人集まらなかったことは驚きでした。

 似たようなことはお笑いライブに関しても言えて、私が初めて小規模の
お笑いライブに行ったのはわたなべるんるんちゃんが出演していた10人
ぐらい出演していたライブだったのですが、彼女は地上波にもちょくちょく
出演しているし、abemaTVの『ブステレビ』に準レギュラーとして出ていて
結構、お笑いファンには知られている存在なのですが、その彼女がライブ
の告知をして、彼女に取り置きチケットをお願いしたのは私ともう一人で
情報発信とその反応にひどく驚きました。(彼女のツィッターのフォロワー
は4900人ほど)

 このライブに関しては前売り、演者の取り置き価格は1000円なので
2時間ほどの時間を新宿というエリアで楽しむ値段としては安いと思うの
ですが、それでも二人という人数は私の想定外のものでしたね。

 都内においては多くのイベントが常時行なわれていますし、散発で
開催されるものがありますが、様々なイベントが各地で行なわれている
故に集客には相当、固定客を捕まえるか、ソフトを魅力的にしなければ
観客動員に苦しみ主催者が多いだろうなと感じています。

 都内には大小様々なイベントがある。それ故にお客さんの取り合いになる。
地方はイベント数が人口に比例して少ない。それがコンサートやお笑い
ライブだとすると、一度に来てくれる人は多くても、頻繁に開催できない
からパフォーマーサイドからすると場数を踏むことができない。

 ある意味、昔の芸術家とパトロンのような関係のように大きなお金を
使ってくれる客とかしょっちゅう来てくれる根強い固定客というのは
演者にとってうれしいものなのかなと思い始めています。

 
 

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