おそらく、今回のレースで世界選手権格式のサーキットとしての業務は
終わりになるライジッツィリンクユーロスピードウェイ。色々な意味で
豪華ででかくて、そして、旧東ドイツのエリアの色合いが強かった
サーキットでしたが、あのサーキットでレースが開催されるのが最後と
思うと残念さを感じます。

 土地はある。ドイツのことだからアウトバーンの出入り口から10分だったら
レース当日の移動もさほど大変ではない。半径20キロに飲食店もホテル
もなくてもアウトバーンで20分も走れば、ある程度の規模の街にたどり着く。
そんなサーキットで当時の最先端の技術であったり、リソースが集中して
できた場所でしたが、DEKRA社の判断で今後はテストのための活用
ということになってしまいました。

 確かに色々と問題はあった。そして、他のサーキットとの競合関係の
中の難しさもあった。そして、安全性に関する懸念も言われてきた。
しかし、あのサーキットがなくなってしまうというかレースとして
使われないというのは何とも残念ですね。

 相当な確率で最後となるラウジッツィリンクの姿を目に焼き付けたいと
思っています。

 

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