ラウジッツィリンク、レースサーキットとしての活動停止へ。

　旧東ドイツエリアのサーキットとして、バイクも自動車も様々なカテゴリー
のレースをホストサーキットとして開催してきたラウジッツィリンクですが
ＤＥＫＲＡ社の意向でレースを開催することを止めて、開発のみ行う
テストコースとして存続されることが決定的になりました。
https://www.gpone.com/it/2017/07/18/sbk/lausitzring-addio-alla-superbike-dal-2018.html

　まぁ、株主だったり、ビッグスポンサーの意向というのは拒否することが
できなかったり、従わなければいけないものであります。

　私にとって、あのサーキットにはいい思い出もあり、パドックの広さや
2000年代前半の時代での先進性を感じることが多く、あのサーキットでの
レースは楽しいものでした。

　ドイツ国内にドイツ選手権や世界選手権を開催しているサーキットは
いくつかありますが、観客数の少なさや権利に関する金額の上昇など
開催地決定までに非常に厳しい議論がされていることも多い。
ヨーロッパの大国のドイツで世界選手権を開催できるサーキットが
インフラを有しながらも、今回こういう話となったというのは今の
ドイツの抱えている問題だったり、色々な意味のお金の問題を内包
している中でＤＥＫＲＡ社が決断を下したのだなと思います。