ヤマハ、今年の鈴鹿八耐のチーム体制発表。
2017年5月28日 スポーツ 今年の八耐のチーム体制とラインナップが気になっていたヤマハ陣営ですが
発表がありました。バレンティーノ・ロッシの参戦もあるのかなと思いましたが
R1に慣れているメンバーで能力があり、交渉しやすいライダーで高い能力
がある人というのは限られているわけで、私の予想に近い人たちが鈴鹿で
ヤマハのリッターバイクを走らせることとなりました。
https://race.yamaha-motor.co.jp/sp/suzuka8h/news/2017/05/201705-5377.php
昨年の八耐の時に2017年にはバレンティーノ・ロッシを招いてタイトル防衛
に臨みたいと考えていたヤマハ陣営ですが、可否を含めて話題になっていました。
まぁ、払わなければいけない額であったり、スポンサーの調整だったりと
不可能ではないが難しい作業があるだろうなというのが私の率直な感想でした。
昨年の日本グランプリの時に私はルカ・カダローラと話す機会があった
のですが、彼は鈴鹿八耐に参戦するのは個人的には反対であると話して
くれました。ただ、ロッシ本人が業界政治の中で立場であったり、
引退後におけるヤマハとの関係性などを考えて真夏の鈴鹿に出場する
ということであれば、反対ではあるが、体を張って止めることはできない
ということを言っていました。
ここ二年のヤマハの鈴鹿での戦いを見ていると傑作バイクであるR1と
ブリヂストンというパッケージは大変レベルの高いものであるし、
バレンティーノという特別な才能を持った人でなくても勝てる可能性が
高い。もちろん、レースは最後の最後まで何が起きるかわかりませんが、
バレンティーノにオファーして、色々な意味でエネルギーを費やすこと
よりも他のヤマハ系のライダーでR1に乗りなれていて、マシンのキャラクター
を理解していて、事前テストに何度も来日してくれて、PR活動にも
協力的なライダーで勝利を目指すということは理解できます。
となるとスーパーバイク世界選手権で走っているライダーでヤマハを
走らせているライダーという選択は論理的なものだと思います。
今週、開催されているスーパーバイク世界選手権のUKラウンドのあとは
ミザノアドレアティコで、その次がラグナセカ。鈴鹿サーキットに来て
テスト走行するのに比較的余裕のあるカレンダーなのでライダーにとっての
負担も少ない。
バレンティーノ・ロッシが今年の鈴鹿八耐で不在によって起きること
と言えば彼の観客動員力、商品訴求力がないことでの商業的な不足は
否めませんが、それ以外には世界で走っていて鈴鹿を知っていてR1に
乗りなれている実力のあるライダーで考えられるベストなラインナップを
用意できたのではないかという気がしますね。
ナインタイムスワールドチャンピオンの不在は残念ですが、今年のヤマハ
の本気と勝利に対する意欲を感じた発表だったと思います。
発表がありました。バレンティーノ・ロッシの参戦もあるのかなと思いましたが
R1に慣れているメンバーで能力があり、交渉しやすいライダーで高い能力
がある人というのは限られているわけで、私の予想に近い人たちが鈴鹿で
ヤマハのリッターバイクを走らせることとなりました。
https://race.yamaha-motor.co.jp/sp/suzuka8h/news/2017/05/201705-5377.php
昨年の八耐の時に2017年にはバレンティーノ・ロッシを招いてタイトル防衛
に臨みたいと考えていたヤマハ陣営ですが、可否を含めて話題になっていました。
まぁ、払わなければいけない額であったり、スポンサーの調整だったりと
不可能ではないが難しい作業があるだろうなというのが私の率直な感想でした。
昨年の日本グランプリの時に私はルカ・カダローラと話す機会があった
のですが、彼は鈴鹿八耐に参戦するのは個人的には反対であると話して
くれました。ただ、ロッシ本人が業界政治の中で立場であったり、
引退後におけるヤマハとの関係性などを考えて真夏の鈴鹿に出場する
ということであれば、反対ではあるが、体を張って止めることはできない
ということを言っていました。
ここ二年のヤマハの鈴鹿での戦いを見ていると傑作バイクであるR1と
ブリヂストンというパッケージは大変レベルの高いものであるし、
バレンティーノという特別な才能を持った人でなくても勝てる可能性が
高い。もちろん、レースは最後の最後まで何が起きるかわかりませんが、
バレンティーノにオファーして、色々な意味でエネルギーを費やすこと
よりも他のヤマハ系のライダーでR1に乗りなれていて、マシンのキャラクター
を理解していて、事前テストに何度も来日してくれて、PR活動にも
協力的なライダーで勝利を目指すということは理解できます。
となるとスーパーバイク世界選手権で走っているライダーでヤマハを
走らせているライダーという選択は論理的なものだと思います。
今週、開催されているスーパーバイク世界選手権のUKラウンドのあとは
ミザノアドレアティコで、その次がラグナセカ。鈴鹿サーキットに来て
テスト走行するのに比較的余裕のあるカレンダーなのでライダーにとっての
負担も少ない。
バレンティーノ・ロッシが今年の鈴鹿八耐で不在によって起きること
と言えば彼の観客動員力、商品訴求力がないことでの商業的な不足は
否めませんが、それ以外には世界で走っていて鈴鹿を知っていてR1に
乗りなれている実力のあるライダーで考えられるベストなラインナップを
用意できたのではないかという気がしますね。
ナインタイムスワールドチャンピオンの不在は残念ですが、今年のヤマハ
の本気と勝利に対する意欲を感じた発表だったと思います。
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