MotoGPのセパンテストでストレートを260キロほどのスピードで走行中に
ロリス・バスがコントロールを失いクラッシュしました。幸いライダーは無事だった
ようですがかなり危険でサーキットに衝撃が走りました。
http://www.gpone.com/2016020219354/Il-video-del-terribile-schianto-di-Baz-a-Sepang.html

まぁ、思い出したのが中野真矢がカワサキで走っていた時代にムジェッロのメイン
ストレートでタイヤバーストになりマシンをボロボロにした高速でのクラッシュですね。

 今回のフランス人ライダーのクラッシュもタイヤに関することがレースメディアで報道
されています。

 もちろん、ミシュランも今回のMotoGP復帰に際して、様々な準備をしてきました。
私のこのブログでも書いていたようにイタリア選手権でバルニレーシングと組んで
スーパーバイクという高出力で大馬力のマシンに装着してMotoGPの開催サーキット
でテストや実戦をしたり、色々なマシンやタイヤを使用してきたライダーと共に開発を
進めてきました。

 しかしながら、今回のようなタイヤバーストが起きてクラッシュが発生した。
また、他のライダーのクラッシュに関してもタイヤに起因していることがあるので
はないかとも言われている。

 現在のMotoGPのマシンのパワーや技術などに対応するというのはタイヤメーカー
にとって非常に難しい。しかし、それをしないことにはライダーは安心して走れないし
タイヤも開発を進めなければ、バイクの進化に対応できずにタイヤが理由のクラッシュ
が起きる可能性が高くなると思います。

 レースを見ているファンが何か経済活動、消費行動をする時にイメージというもの
が起点となることがありますが、ミシュランは相当頑張らないとバッドイメージが
こびりつくことになりかねないだろうなと昨日から思っています。

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