F1というものがイタリアでは90%がフェッラーリであり、残りの10%がイタリア人
ドライバーを意味する。しかしながら、今のF1のサーキットにはイタリア人ドライバーが
不在である。

 つまり、F1が近年のイタリアでは100%フェッラーリを意味することになる。

 バイクのレースを見てみると、あの国の90%がバレンティーノ・ロッシのことを
考えている。

 そして、バイク乗りというのはドゥカティのことを熱烈に考えていて、乗りたい
いう欲望と同時にイタリア製バイクの美しさと素晴らしさを感じている。

 そんな国で自宅だったり、スポーツバーでイタリア人が過ごしていて、素晴らしき
日曜日となりました。

 暗黒のシーズンを送り、今年もメルセデスの一年になるかと思っていたら
何とセパンで優勝したのはセバスチャン・ベッテルがドライブしたフェッラーリ
でありました。

 チェッカードフラッグを受けて、担当エンジニアとイタリア語で喜びを爆発
させていた音声を聞いてある種のエクスタシーを感じていたイタリア人は多かった
ことでしょう。

 バイクのMotoGPの世界ではヤマハを駆ったバレンティーノ・ロッシが鮮やかな
勝利を奪い、二位にアンドレア・ドヴィツィオーゾ、三位にアンドレア・イアンノーネの
ドゥカティコンビが入り、イタリア人三人の表彰台となりました。

 イタリアのモータースポーツファンが意外な成績で大喜びの日曜日となりましたね。
わたし的にも楽しく嬉しい日曜日でした。ドラゴンズファンにとって、辛く重い一日が
かなり晴れやかな日で終わって精神衛生上良かったですね。

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