名古屋のグランパスの本拠地は改修か新築か。

　J1の名古屋の本拠地というのは名古屋の瑞穂陸上競技場と豊田スタジアムですが、
名古屋の方のスタジアムがJ１の基準に満たしていないため、改修するか新築するかという
話が出ています。
http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20150115-1421834.html

　豊田スタジアムに関してはワールドカップ誘致のために建設されたために、その当時の
最良の施設を作ろうということだったので、瑞穂陸上競技場が抱えている問題はありません。
　
　となると、名古屋でJ1の基準を満たしていないスタジアムで問題を抱えながら
グランパスのゲームをやらなくても豊田でやればいいじゃないかという意見もあるか
と思いますが政令指定都市でありながら、J１の基準を満たしていないスタジアムを
ほっとくのはみっともないというのもわかります。

　まぁ、名古屋で国体が開催されたのが、1994年。それに合わせて小規模の改修が
行われたのですが、その時の耐震基準は阪神淡路大震災や東日本大震災が起きる前の
基準での改修。当然のことながら技術は発達して、新築するとなると耐震性が高まった
建築物ができあがることでしょう。そして、古くからの建物は震度6を超える
地震のあった場合、1994年の基準で改修されたの建物はかなり危ういのではない
かと思ってしまう。

　どんな結論になるのかわかりませんが、市民も使える施設となるとサポーターだけで
なくてサッカーに縁のない有権者の声も耳を傾ける必要があるわけで、果たしてどん
な結論となるのか気になるところです。まぁ、こんな時に市長のリーダーシップが問われ
ることでしょう。