読売ジャイアンツのユニフォーム契約に思う。
2014年12月25日 スポーツ 年が明けて、元旦から5年間で50億の契約を球界の盟主はアンダーアーマーと
結び、発表しました。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20141223-1412451.html
レース界の片隅に居て思うのは、先発のメーカーに対して後発のメーカーが追いつき
追い抜くには色々な意味でパワーやエネルギー、人的物的投資が必要だということですね。
数年前にスーパースポート世界選手権の年間ランキングでチャンピオンがヤマハのR6
で二位がカワサキのニンジャでした。それは傑作バイクなので納得できる結末だったの
ですが、R6に装着されていたのがbitubo。ニンジャの足元を支えていたのがK-techの
サスペンションでした。
white power、showa、kayaba、ohlinsといったメーカーのサスペンションではなかった
のは驚きでしたね。
bituboの業界評価は低いものだった。しかしながら、彼らは開発を進めて、いい
レース用のサスペンションを作りたかった。そして、その先にはレースの世界での
限界性能を極めたサスペンションを市販品に落とし込んで、いい商品を製造して
売り上げに結び付けたかった。
チームとしてはライバルメーカーや叩くべきチームを倒すには、サスペンションメーカー
と組んで、特別なサスペンションを提供して欲しい。ライダーの好みのサスペンション
セッティングを生み出すためにメーカーからスペシャリストがピットにべたつきで居て
もらって迅速な対応をして欲しい。それに応えてくれるメーカーとの協力体制を求めて
いる。
サスペンションメーカーの思いとチームの野望が高い次元で合致して、評価の低かった
サスペンションがバイクに装着されて、ライダーにとって乗りやすいマシン作り、
サーキットの特性に合致したサスペンションセッティングが具現化して、bitubo装着の
R1、K-techをつけたニンジャがトップ2となりました。
今回のジャイアンツの契約を見ていると、レース界で評価が低く、市販品がそれほど
売れていなかったサスペンションメーカーがやっていたことを思い出しましたね。
5年で50億円ということで大きな投資をしましたが、単なる商品の提供とジャイアンツの
プレイヤーやチームの肖像権の使用だけで納得できるでしょうか。
今年の夏も酷暑でしたが、吸汗速乾性能の高いユニフォームだったり、運動性能が
高いユニフォームを開発する。プレイヤーから使用後のインプレッションを出してもらう。
そして、より高い性能のユニフォームの開発、プレイヤーにとって使いやすいモノを
作っていくというようなことが当然考えられると思います。
後発メーカーが先発メーカーに追いつき、追い抜くために考えていること、具体化
していることがあるのだろうなと想像しています。
結び、発表しました。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20141223-1412451.html
レース界の片隅に居て思うのは、先発のメーカーに対して後発のメーカーが追いつき
追い抜くには色々な意味でパワーやエネルギー、人的物的投資が必要だということですね。
数年前にスーパースポート世界選手権の年間ランキングでチャンピオンがヤマハのR6
で二位がカワサキのニンジャでした。それは傑作バイクなので納得できる結末だったの
ですが、R6に装着されていたのがbitubo。ニンジャの足元を支えていたのがK-techの
サスペンションでした。
white power、showa、kayaba、ohlinsといったメーカーのサスペンションではなかった
のは驚きでしたね。
bituboの業界評価は低いものだった。しかしながら、彼らは開発を進めて、いい
レース用のサスペンションを作りたかった。そして、その先にはレースの世界での
限界性能を極めたサスペンションを市販品に落とし込んで、いい商品を製造して
売り上げに結び付けたかった。
チームとしてはライバルメーカーや叩くべきチームを倒すには、サスペンションメーカー
と組んで、特別なサスペンションを提供して欲しい。ライダーの好みのサスペンション
セッティングを生み出すためにメーカーからスペシャリストがピットにべたつきで居て
もらって迅速な対応をして欲しい。それに応えてくれるメーカーとの協力体制を求めて
いる。
サスペンションメーカーの思いとチームの野望が高い次元で合致して、評価の低かった
サスペンションがバイクに装着されて、ライダーにとって乗りやすいマシン作り、
サーキットの特性に合致したサスペンションセッティングが具現化して、bitubo装着の
R1、K-techをつけたニンジャがトップ2となりました。
今回のジャイアンツの契約を見ていると、レース界で評価が低く、市販品がそれほど
売れていなかったサスペンションメーカーがやっていたことを思い出しましたね。
5年で50億円ということで大きな投資をしましたが、単なる商品の提供とジャイアンツの
プレイヤーやチームの肖像権の使用だけで納得できるでしょうか。
今年の夏も酷暑でしたが、吸汗速乾性能の高いユニフォームだったり、運動性能が
高いユニフォームを開発する。プレイヤーから使用後のインプレッションを出してもらう。
そして、より高い性能のユニフォームの開発、プレイヤーにとって使いやすいモノを
作っていくというようなことが当然考えられると思います。
後発メーカーが先発メーカーに追いつき、追い抜くために考えていること、具体化
していることがあるのだろうなと想像しています。
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