イタリアに初めて行く前に散々聞いたのは『イタリアはF1がポピュラーで大人気だ。』
という言葉でした。でもって、イタリアに着いて理解できたのは『イタリアにおけるF1は
90%がフェッラーリで残りの10%である。』という真実でした。では、イタリア人ドライバー
がいないこの数年はどういうことになるのでしょうか。

 今のイタリアではF1はイコール100%フェッラーリですね。ヤルノ・トゥルーリがサーキットを
去りイタリア人ドライバーがいない。そして、かつてあったミナルディやスクーデリアイタリア
のようにイタリアのチームが存在してイタリア人ドライバーを求めるようなこともない。

 今日、ツィッターを読んでいたら、ダヴィデ・ヴァルセッキのつぶやきがありました。

 Il 16 Dicembre avremo il piacere di testare per il Team @SPMIndyCar sul mitico circuito @sebringraceway.Farò di tutto per essere all’altezza

 彼は近い未来のキャリアをアメリカでのチャンプカーでの戦いにするようです。

 彼は非常に速い。能力がある。しかしながら、イタリア人の彼はF1に乗ることができずに
アメリカを目指します。

 これは非常に残念ですが、これこそが現在のイタリアのモータースポーツ界なのかな
と思いますね。

 彼がF1に乗れないとなるとイタリアという国から誰が出てくるのか。イタリアという国が
抱えていることとイタリアならではことを感じています。

 

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