リカルド・ルッソがフェイスブック上で技術陣の不在やチーム体制の不十分さを
ぶちまけて、チームを離れてどうなるかなと思ったら、やはりオーストラリアでは
地元のライダーを起用しました。

 私はリカルド・ルッソの不満をもてぎで聞いていたのですが、まぁ、こういうことは
レース界で結構あることで才能のあるライダーでも間違った時期に間違ったチームに
加入すると走るどころか、とんでもない目にあうということですね。

 オーストラリアというモータースポーツの世界で優れた人材を輩出する国で行われる
レースで世界選手権に出て行くだけのお金や体制を作ることができないが、地元の
レースで一レースだけ持参金なりスポンサーを持ち込んで走りなればサーキットで
ライダーと付き合いの深いテレメトリストやメカニックと共に走ると言うのは難しく
ないわけで、一万ユーロぐらい持ち込んでライダーと技術スタッフと共にサーキット入り
するというのは可能なことでしょう。

 リカルド・ルッソの不満を聞いていた時に、スピードの世界ですから、もてぎのパドック
でも今年は国内選手権をやっていたが、その国内選手権が終了し、契約上の縛り
がなくなる時期にMotoGPのマレーシアとヴァレンシアが開催されます。勉強を兼ねて
チームに持参金なりスポンサーを持ち込み、ライダーが信頼しているテレメトリストと
エンジニアやメカニックと共にタスカレーシングのマシンで走ることを考えて交渉
している人は多いことでしょう。

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