テニスという競技が好きでテニスの大会の前売り券を買うのはいいのでしょうが、
そうじゃない人は前売り券を買うとどえらいめにあってしまいますね。

 以前、イタリアのローマの翌週がドイツということがありました。
当時のローマは決勝が5セットマッチ。そして、決勝がフェデラー対ナダルという
二人でローマで観客席で見ていた人、映像で観戦していた人が大満足で脳みそが
とろけそうな素晴らしい戦いでした。

 でもって、翌週のドイツ。激しく美しく素晴らしい5セッターを戦った二人は疲労の
ためにウィズドローしました。

 フェデラーのプレイ、ナダルの戦いを楽しみに前売り券を購入した人はとんでもない
失望感を感じました。

 そこまでの大きな悲しみではないのですが、今回の私も参戦予定プレイヤーが
直前に有明に出場しないということでかなり悲しかったですね。よく顔を合わせている
連中や初対面だが共通の友人がいたりで色々な評判を聞いているプレイヤーと
会いたいなと思っていたが、シーズン後半で疲労やら故障があったり、中国の方の
大会を選んだりということで来日することなく、会えなかったのは残念でした。

 テニスという競技が好きであればいいのでしょうが、特定のプレイヤーの戦いを見たい
ということであれば早い時期に前売り券を買うのはちょっとしたギャンブルになってしまう
というリアリティと錦織の美しいプレイのファンタジィの両方を感じた有明でした。

 まぁ、前売り券を買うのは大会直前でないと失望や悲しみを感じますね。消費活動には
安く感じられる5000円もあれば、高く感じる5000円もありますからね。

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