スーパーバイク世界選手権マレーシアラウンドドタバタ日記金曜日編
2014年6月12日 スポーツ ホテルで目が覚めて、朝食後にハイエースに乗り込み、サーキット入り。大きな道では
なくて、パドックの前のゲートまで行って私をドロップしてくれるのがうれしい。他の客から
考えると寄り道ではあるが、このホテルの客のかなりがサーキットに行くことがわかって
いるから、他の客から文句が出ないのは嬉しいというかほっとする。
早速、ノーランヘルメットのオフィスに行って、荷物を預けて、冷えた水をいただく。
まぁ、美味しく感じるのは、この天気ですぐに暑さを感じるからである。
さて、スーパースポートは開幕戦でMVアグスタのジュール・クルーゼルの優勝を見た時に思ったのだが、このフランス人は素晴らしい。そして、普通のライダーが乗ればトップテン
ぐらいだが、この未来のスターライダーが乗ったら、コンマ5ほど速く走る。そして、チーム
メイトは普通のライダーから1秒遅い。
ここのようなロングストレートがあり、スローコーナーもファストコーナーもアップダウン
もあるようなサーキットというのはライダーの速く走るという部分とセットアップ能力の
高さが求められるわけで、セパン、アッセン、ミザノがマシンパッケージとライダーの
能力がフィフティフィフティだというのがよく理解できる。他のサーキットは今日の状況
ではマシンパッケージが70%でライダーが30%であるとはサーキットでよく話されていることである。
スーパーバイククラスでは忘れたいレースを続けていたアプリリアが意外にいい。
私が来た時に割りにマルコ・メランドリがいいレースをしてくれるのはうれしいのだが、
望外の喜びを感じるタイムを出して期待が持てる。そして、やはりサイクスは速い。
トロイ・ベイリスが世界選手権に出始めの時にいいライダーだけど地味だなと思った
ものだが、成績を残すに連れて普段は気のいい人だがヘルメットをかぶったらオーラを
感じさせるようになったように、トム・サイクスも風格を感じるようになった。まぁ、
立場が人を作るということなのだろうか。
マレーシアに住んでいる友人でペトロナスに勤務する友人からSMSが届き、パドック
ゲートまで来ているから一緒にランチをどうだと誘われる。まぁ、今回はストック600も
ストック1000もなくて、サポートレースがマレーシアの国内選手権であるから、特別に
いる理由もないから、外で一緒にランチの誘いに乗ることにした。
一緒に車で10分ほど移動して、一緒にカレーを食べる。サーキット内は高くて、
さほどおいしくないものばかりなので、こうして食べられるのは嬉しいものだ。
レースに関すること、日本のことなどをうだうだ話して、彼らにサーキットまで送って
もらう。ちょっとした土産をもらったので、ちょっとこれはなにかお返しをしなければと
パドックのゲートに少し待ってもらい、ノーランのオフィスに行き、日本から持ってきた
ものを見繕ってお渡しして、別れを告げる。
午後からのセッション。まぁ、暑い。チェコのSMSレーシングのチームマネージャーと
話す。アイスホッケーが国技の国からここにやってきたら、まぁ、とんでもないことなので
ちょっと時間があった時は日陰のあるところに逃げている。セパンサーキットでサッカー
好きの連中がカタールで本当にワールドカップをやるのだろうかという話をすることに
なるのはある意味天候から来る必然だろうか。
私がある時期、マレーシアで住んでいたことを知っている連中が話しかけに来る。
私が寝ていて、足が痙って目が覚めることが結構あって、ベッドサイドにスポーツドリンク
とミネラルウォーターの2リッターのペットボトルを常に用意していたという話をすると
納得していた。チームによってはスタッフが買い出しに行って戻ってくるのだが、
ここに入国する前に想像していた以上の暑さで、ペットボトルのミネラルウォーターや
スポーツドリンクの量を買い物の度に増やして対応している。
久しぶりにイタリアのテレビのメディアセットの連中と顔を合わせる。今年からイタリアの
地上波ではLa7ではなくて、italia1になったのだが、実況担当もピットレポーターもすべて
ここにやってきている。昨年のMotoGPの茂木などはピットレポーターのパオロ・
ベルトラーモだけだあったが、これはある意味スーパーバイクのロシアラウンドのキャン
セルで予算が余ったということの副産物のようなものらしい。
ロシアラウンドのキャンセルということに関しては、かなりのチームで公には言わないが
ウェルカムな気持ちを持っている人が多いことに気付かされる。まぁ、私の友人でも
ロシアの警察にスピード違反の取り締まりということで捕まったり、他の業界関係者
でも同じようなことになって、大変だったり、サーキットまであと50キロというところで
とんでもない道悪のエリアとなって移動が大変というか困難だったり、できることなら
行きたくないという人が多くて、ロシアの警察の話のような都合の悪い話は流通しない
ので実際にこうして当事者から話を聞けるのはありがたかった。何より陸路で移動と
なると混乱のウクライナを通るとなるとどんな危険があるかわからないし、バルト海経由
だと時間もお金もかかるわけで大変だろう。
それなら、ケナン・ソフォーグルもいることなのでイスタンブールでトルコラウンドをや
ればと思うのだが、あそこはあそこでオーガナイズなどの問題が山積らしい。
ロシアの代替レースをやるとするとモンツァだろうが、かなりのサーキットの改善を
求められるというのがここでの業界人の声である。
それにしても、暑すぎてビールが飲みたくて仕方ないが、飲める場所が無いというか
売っている場所がない。サーキット内でも見ないし、ホテルのエリアは中華系がやっている
場所がなくて、商店や飲食店はマレー系でビールを売っていない。日曜日の晩は
KLの中央部の方に移動してビールを飲みたいと思いつつ、レース後の移動を考えると
今のホテルでもう一泊でもいいのかなと心が揺れる。
アイルトン・バドビーニに冷えたコーラをごちそうになり、ほんの少し涼しくなってから
帰路につく。暑いといったところで涼しくならないから言わなくてもいいと思うのだが
みんなそれぞれの言葉で暑いと言っている。ピレリタイヤとしても色々と考えたり
アイデア出しをしなければいけないレースウィークである。
なくて、パドックの前のゲートまで行って私をドロップしてくれるのがうれしい。他の客から
考えると寄り道ではあるが、このホテルの客のかなりがサーキットに行くことがわかって
いるから、他の客から文句が出ないのは嬉しいというかほっとする。
早速、ノーランヘルメットのオフィスに行って、荷物を預けて、冷えた水をいただく。
まぁ、美味しく感じるのは、この天気ですぐに暑さを感じるからである。
さて、スーパースポートは開幕戦でMVアグスタのジュール・クルーゼルの優勝を見た時に思ったのだが、このフランス人は素晴らしい。そして、普通のライダーが乗ればトップテン
ぐらいだが、この未来のスターライダーが乗ったら、コンマ5ほど速く走る。そして、チーム
メイトは普通のライダーから1秒遅い。
ここのようなロングストレートがあり、スローコーナーもファストコーナーもアップダウン
もあるようなサーキットというのはライダーの速く走るという部分とセットアップ能力の
高さが求められるわけで、セパン、アッセン、ミザノがマシンパッケージとライダーの
能力がフィフティフィフティだというのがよく理解できる。他のサーキットは今日の状況
ではマシンパッケージが70%でライダーが30%であるとはサーキットでよく話されていることである。
スーパーバイククラスでは忘れたいレースを続けていたアプリリアが意外にいい。
私が来た時に割りにマルコ・メランドリがいいレースをしてくれるのはうれしいのだが、
望外の喜びを感じるタイムを出して期待が持てる。そして、やはりサイクスは速い。
トロイ・ベイリスが世界選手権に出始めの時にいいライダーだけど地味だなと思った
ものだが、成績を残すに連れて普段は気のいい人だがヘルメットをかぶったらオーラを
感じさせるようになったように、トム・サイクスも風格を感じるようになった。まぁ、
立場が人を作るということなのだろうか。
マレーシアに住んでいる友人でペトロナスに勤務する友人からSMSが届き、パドック
ゲートまで来ているから一緒にランチをどうだと誘われる。まぁ、今回はストック600も
ストック1000もなくて、サポートレースがマレーシアの国内選手権であるから、特別に
いる理由もないから、外で一緒にランチの誘いに乗ることにした。
一緒に車で10分ほど移動して、一緒にカレーを食べる。サーキット内は高くて、
さほどおいしくないものばかりなので、こうして食べられるのは嬉しいものだ。
レースに関すること、日本のことなどをうだうだ話して、彼らにサーキットまで送って
もらう。ちょっとした土産をもらったので、ちょっとこれはなにかお返しをしなければと
パドックのゲートに少し待ってもらい、ノーランのオフィスに行き、日本から持ってきた
ものを見繕ってお渡しして、別れを告げる。
午後からのセッション。まぁ、暑い。チェコのSMSレーシングのチームマネージャーと
話す。アイスホッケーが国技の国からここにやってきたら、まぁ、とんでもないことなので
ちょっと時間があった時は日陰のあるところに逃げている。セパンサーキットでサッカー
好きの連中がカタールで本当にワールドカップをやるのだろうかという話をすることに
なるのはある意味天候から来る必然だろうか。
私がある時期、マレーシアで住んでいたことを知っている連中が話しかけに来る。
私が寝ていて、足が痙って目が覚めることが結構あって、ベッドサイドにスポーツドリンク
とミネラルウォーターの2リッターのペットボトルを常に用意していたという話をすると
納得していた。チームによってはスタッフが買い出しに行って戻ってくるのだが、
ここに入国する前に想像していた以上の暑さで、ペットボトルのミネラルウォーターや
スポーツドリンクの量を買い物の度に増やして対応している。
久しぶりにイタリアのテレビのメディアセットの連中と顔を合わせる。今年からイタリアの
地上波ではLa7ではなくて、italia1になったのだが、実況担当もピットレポーターもすべて
ここにやってきている。昨年のMotoGPの茂木などはピットレポーターのパオロ・
ベルトラーモだけだあったが、これはある意味スーパーバイクのロシアラウンドのキャン
セルで予算が余ったということの副産物のようなものらしい。
ロシアラウンドのキャンセルということに関しては、かなりのチームで公には言わないが
ウェルカムな気持ちを持っている人が多いことに気付かされる。まぁ、私の友人でも
ロシアの警察にスピード違反の取り締まりということで捕まったり、他の業界関係者
でも同じようなことになって、大変だったり、サーキットまであと50キロというところで
とんでもない道悪のエリアとなって移動が大変というか困難だったり、できることなら
行きたくないという人が多くて、ロシアの警察の話のような都合の悪い話は流通しない
ので実際にこうして当事者から話を聞けるのはありがたかった。何より陸路で移動と
なると混乱のウクライナを通るとなるとどんな危険があるかわからないし、バルト海経由
だと時間もお金もかかるわけで大変だろう。
それなら、ケナン・ソフォーグルもいることなのでイスタンブールでトルコラウンドをや
ればと思うのだが、あそこはあそこでオーガナイズなどの問題が山積らしい。
ロシアの代替レースをやるとするとモンツァだろうが、かなりのサーキットの改善を
求められるというのがここでの業界人の声である。
それにしても、暑すぎてビールが飲みたくて仕方ないが、飲める場所が無いというか
売っている場所がない。サーキット内でも見ないし、ホテルのエリアは中華系がやっている
場所がなくて、商店や飲食店はマレー系でビールを売っていない。日曜日の晩は
KLの中央部の方に移動してビールを飲みたいと思いつつ、レース後の移動を考えると
今のホテルでもう一泊でもいいのかなと心が揺れる。
アイルトン・バドビーニに冷えたコーラをごちそうになり、ほんの少し涼しくなってから
帰路につく。暑いといったところで涼しくならないから言わなくてもいいと思うのだが
みんなそれぞれの言葉で暑いと言っている。ピレリタイヤとしても色々と考えたり
アイデア出しをしなければいけないレースウィークである。
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