ロランギャロの一回戦で錦織圭が持ち味を発揮できずに敗れてしまいました。
私はこれはここに至るまでの過程や対戦相手のことを考えると想定できたこと
でした。

 私は普段、ネットをしながらラジオを聴いていることが多いのですが、昨日の朝の
ヤフーのニュースでも、CBCラジオの9時の中日新聞ニュースでもぶ厚く取り上げられて
いたのがAKBの傷害事件のニュースでした。

 私は日曜日の晩から日付が変わる時間帯まで気にしていたのがウクライナの大統領
選挙であり、ヨーロッパの議会選挙でした。

 つまり、ドイツとロシアの間の地域が果たしてどうなるのだろうか、そして、ヨーロッパの
人たちがブリュッセル土壌から発信される体制にどのような判断をするのだろうかという
ことが気になる週末でした。

 錦織圭は日本人であり、アメリカ在住のプレイヤー。経済大国(テニス大国ではない)
出身でビッグスポンサーを得て、世界唯一の超大国に住み、恵まれた体制でツアーを
周ることができている。

 その錦織圭に対して、スロバキア人のマルティン・クリザン。中央ヨーロッパという
エリアは遠征や移動に関してはメリットがあると思いますが、スロバキアという国は
ある意味、ドイツとロシアの狭間で国際情勢の大きな受けやすいエリアと言える。

 チェコがチェココルナを堅持している中で、色々な思惑と縛りの中で通貨をユーロに
しても、メリットが地元民にない。そんな中で生活していかなければいけない難しさを
背負っているクリザンがウクライナの大統領選挙やヨーロッパ議会選挙などを当然
のことながら見たり読んだりしているなかで、近い未来の不透明さであったり、困難な
ことなどを想像しているなかで、唯一無二の超大国に住み、日本人でビッグスポンサーを
得ている錦織圭が怪我が完治していない中で立ち向かってくる中で、当然のことながら
強い思いでファイトするというのは当然のことでしょう。

 クレイコート育ちでツアーでも侮れない実力を持っているクリザンが強い思いを
持って、完調でない錦織圭を叩けるチャンスを逃すことはなかった。今回の試合と
いうのは、日本のスターが好調であっても難しい試合になったわけで、錦織圭の
コンディションやクリザンのファイティングスピリットなどを考えると想定内の結果だと
思っています。

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