今日の名古屋は雨になってしまったので、録画しておいて見ていなかった番組を
見ていました。NHKスペシャルの『宝塚トップ伝説 熱狂の100年』を見ていて、AKBの
ことを思い浮かべていました。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0504/index.html

 宝塚という世界にあこがれを持って入ってくる。そして、歌やダンスや演技を学ぶ。
そして、実際に持っている能力をアピールできる劇場があり、そこで発表できる。

 宝塚とAKBにはかなり共通するインフラだったり、教育システムがあるように思えます。

 そこで、思ったのは、AKBのメンバーは研究生というシステムで競争があって、
レッスンに励んだり、能力のある先輩を見て勉強できたり、ライバルのメンバーの
姿を見て個性化を計ったりというようなことがあると思います。

 しかしながら、NHKBSのAKBの番組をたまたま見ていて思ったのは、宝塚で勉強したり
実戦を積んでいるタカラジェンヌの実力は高いように思えるが、AKBのメンバーの
歌にはフラつきやもたつき感がありました。

 AKBのファンは今、できることの限界点をやろうとしているが、現時点ではレベルが
低いところに関して、優しく見守り、努力の積み重ねで高いレベルに達する成長の
過程を見ようとしているのと思うのですが、かなり宝塚とAKBで教育システムや
インフラに共通項が多いと思うのですが、実力というところでかなり違いを感じましたね。

 まぁ、宝塚に関しては、舞台に出る前にかなりハードルを高くしていて、AKBに関しては
まだレベルが低くてもファンの前で歌ったり演じたりすることで得られることや勉強に
なることがあるからハードルを低くしているのかなという印象を抱きましたね。

 優れたショービジネスの素晴らしいパフォーマンスを創造するという目的は一緒
のようですが、舞台に立つという部分での敷居の高さの違いをかなり感じました。

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