錦織圭がバルセロナの大会を制しました。クレイコートシーズンが始まり、スペインという
場所で行われるクレイコートでの大会を優勝できたというのは大きな意味がありますね。
私はチーム錦織の勝利だったと認識しています。

 アメリカのメガトーナメントに出場し、セミファイナルに進出し、非常に楽しみだなと
思いましたが、そこで彼と彼のスタッフは棄権という判断をしました。

 また、その後、有明で開催されたデビスカップワールドグループの日本対チェコの
試合に彼は出場しませんでした。

 できる無理と出来ない無理。いやすべきこととしてはいけないことを冷静に判断して
棄権という決断や不出場という決定をしたと思いますね。

 私の友人や知人にテニスプレイヤーもいますが、本当にシーズンは長い。
その長いシーズンにすべてパーフェクトなコンディションではいられない。
そして、体のキャパシティを超えた負荷を抱えた時にそこからいいコンディションに
戻ることに時間や必要な方法論を取らなければいけない。

 錦織圭とチーム錦織は正しい判断をしたからこそ、バルセロナを制することができたと
思いますね。

 彼らはパリでいかに輝くかを考えながら、ロードマップを描いているはずです。

コメント