SKE48の松村香織が手売りで販売したCDがオークションに出されて、本人は相当
怒っています。ファンの人に転売に手を貸さないように要請したり、オークションの邪魔を
するように声がけしたりなどをしています。
http://matomeplus.ldblog.jp/archives/33303907.html

 私がこのニュースを読んだときに思ったのは彼女のファンがCDを買った。しかしながら
好きな作品を聴きたい時に聴きたいならCDを持ち歩くのではなくて、違う媒体にダビング
して持ち歩く方が利便性がいい。

 そうなった時に別にCDを持っている必要性はないので、転売して、限定販売数
ということやナゴヤドームで手売りということ、他の場所や曜日では買えない。
遠いエリアに住む彼女のファンが購入できないとなるとオークションという形で
CDを購入を考えている人が手にするというのはウィンウィンの関係性でモノが
流通するということが言えるのではないかというものでした。

 ところが作品を発表したサイドがかなり転売ということに対して腹を立てて
オークションが成立しないようにファンに呼びかけたり、出展者の名前や住所を
理解して、それを晒すようにというようなことをネット上で文章にしたということで
かなりまずい展開になったような気がします。

 所有者が他の媒体に移してCDがいらないという可能性や聞いてみて保持する
必要性がないということでオークションにモノを流すというのはよくある事象です。
そこに作品を発表して、販売してから、転売しないで欲しいとか日本全国にて販売する
ということではなくて、極めて限られた場所と時間で手売りということで現場に行きたくても
行けないし、買うことができないという人の気持ちなどをすくいあげることが
できていなかったゆえに言葉や行動というのはとても残念な流れを生んだようで
ファンにとっても難しさと悲しさを感じるようなことになっているように思いましたね。

 前述のようにまっとうなファンが媒体を移して、CDは必要がなくなり、販売場所
に行けなくて、残念な思いをして何とか買えないだろうかと考えている人にオークション
で売るということであったら、今回の炎上騒ぎはえらいとばっちりだったでしょう。
売名行為のためのネタだったとしたら、とんでもないどえらいネタだったと思います。

 

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