クライマックスシリーズが導入されてドラゴンズファンは夏の終わりと秋の始まりは
個人成績を注目するのと同時にポストシーズンの試合を球場や映像で見ていました。
今年は違う時間の経過を感じています。

 どのチームでも世代交代や過渡期というのは存在すると思います。スムーズに
レギュラーメンバーの入れ替えができるところ、そうでないところ、偉大なプレイヤーが
チームの中心でなかなか後輩が追い抜くことができないということもあるのは
他のチームでも歴史的に見られたことですね。

 新人、中堅、ベテランが見事に融合するというのはなかなか難しいことですし、
実力も人気も備えたスタープレイヤーが揃っているとチャンスも掴まえることできない
ことでしょう。

 スムーズに世代交代できなくて、ほころびや破綻があったのが今年のドラゴンズの
一年だったと思います。また、無事に一年活躍することがどれだけプロ野球選手に
とって大事だったり、コンディショニングを整えるための人員や設備が必要なのか
を何人かの引退発表や手術後の写真やインタビューを目にして思いますね。

 足りないことや失っているものを直視して、新体制となったドラゴンズが動き出した
のがナゴヤドームではなくてナゴヤ球場だったり、フェニックスリーグの宮崎であることに
さみしさと新しことが始まり、ドラゴンズの創造が始まるのだと思いながら長い秋を
過ごすことになる今年のシーズンオフです。

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