ツアーで成績を残し、いよいよこれからビッグトーナメントでの活躍が期待されて
いた時に病魔に冒され、病院のベッドで過ごしていた彼女がようやくツアーに戻って
きました。
http://www.ubitennis.com/sport/tennis/2013/08/06/930629-kleybanova_ritorno_bello.shtml

 世界レベルで戦う人というのは自らの能力や体力に自信を持っている人で故障や
病気でも早く戻ってくるということを考えるものですが、彼女が戦う相手は大病でした。

 戦うことを辞めること。引退すること。ほかのアクティビティを考えること。
そういったことは治療が長引き、ツアーの厳しさを理解していると想像することだと
思います。

 しかし、彼女はエキジビションレベルで戦うというようなことではなく、ツアーで
世界のトップレベルで戦うことを選びました。

 一年半という年月の間に新しいプレイヤーも出てきましたし、ジュニアレベルから
上がってきたプレイヤーもいます。そんな中で彼女が選んだことは厳しいものが
あります。

 テニスコートには美しいファンタジーと醜いリアリティの二つが同居しています。
果たして彼女は世界のテニスファンに何を見せてくれるのでしょうか。

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