モータースポーツを見ていて思うのはヨーロッパ主導のスポーツであるということと
同時にヨーロッパでもアルプスを境に西側でやっていたものだなというものです。
MotoGPの世界では次の世代のスターライダー、世界レベルのライダーを育てようと
していてDORNAとシェルとホンダが手を携えてアジアからライダーを育てようという
取り組みが始まりました。これはいいことだと思いますね。

 昔の世界グランプリに関して色々と調べていると世界選手権が掛けられたレースで
ありながら開催されている場所やライダーの国籍にすごく偏りを感じます。

 やっている場所はいわゆる西側のヨーロッパがほとんど。そして、ライダーの国籍も
西ヨーロッパが最大多数。そして、宗教はキリスト教徒でカトリックが多い。
アルファベットの国で行われ、参戦する人がいて、開催されていました。

 そんな中で世界選手権と言われてもちょっとなぁと思うことが多いですね。

 男子のテニスや陸上の世界などは全世界規模でプレイヤー人口があり、さらに
開催されていて、世界ナンバーワンプレイヤーが出てくる。

 私は好きなプレイヤーがどんな国籍でもどんな宗教でもどんな民族でも構わないと
思っています。

 アジアの国からイスラム教徒、仏教徒のライダーが現れて世界選手権を戦い
サーキットの近くからコーランが流れたり、仏教の施設があるようなところでもウェルカム
ですね。

 旧来のキリスト教徒のカトリックとプロテスタント。そして、イスラム教徒や仏教徒
が覇権を争い、イスラムの国や仏教の国からスポンサーが現れたりするというのは
いいことだと思っています。

 おそらくDORNAの政策というのは世界選手権の拡大化ということなので、彼らの
判断と実行というのは正しいと思います。

 ただ、自国のライダーが相対的に弱くなった時に果たしてスペインのテレビ局がこ
れまでのように力を入れるのかどうかは疑問ですが。

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