世の中に毎日テニスできる人というのは数少なくて、体が空く土日にプレイする
ウィークエンドプレイヤーというのがほとんどですね。プロプレイヤーのような縛り
やスクールのコーチのような特定のメーカーとの結びつきがなく、色々なメーカーを
比較して商品を購入する大きな層というのはここだと思います。

 私もそのウィークエンドプレイヤーの一人で、同じように土日にプレイする人と
ご一緒しますが、道具を選ぶうえで考え方はバラバラですね。

 ある人はスーパースターの使っているモデルを求めるし、ある人はスクールで
コーチに進められるものをチョイスする。また、ある人は専門店や大型販売店で
の店員のアドバイスやポップを見て購入する。そういう人が多いですね。

 そんなわけでラケットプラス身につけるものが上から下まで同一メーカーというのはあま
りなくて(まぁ、ウェアやシューズでイタリアのメーカーを選ぶとイタリアにラケットメーカーは
ないので必然的にラケットは他のメーカーになるし、ウェアをユニクロにするとほかは
他社にもなる)色々なメーカーを購入の対象として考えている。

 そこで私などは先日、ブリヂストンのシューズを購入しました。
今年の初めに大型販売店のプライベートブランドのオールコート用テニスシューズ
が1990円という値段で買ったのですがこれが一ヶ月ほどで穴が空き、ソールが禿げて
きて一気に履きつぶしてしまいました。

  そこで新たに買わなければいけなかったのですが、そこで今回ブリヂストンを
選びました。

 始めてブリヂストンを使ってみたのですが、今のところかなり満足しています。

 そして、ブリヂストンは山外涼外、牟田口恵美、さらにここに守屋宏紀を契約プロ
として関係を結びました。

 同業他社を使用していて期待の若手だと評価されていた彼らを自らの陣営に
取り込むにはお金にしても製品にしてもサポート体制にしてもかなりの力の入れ方を
感じますね。

 他のメーカーが市場が強く、さらに海外のメーカーを使っている人も多い中で
商品訴求力を考えて若い日本人プレイヤーを求めて、いい条件を提示して大人の
話し合いを経て契約を結び発表したのでしょう。ここにブリヂストンのテニスの
商品を売っていこうという強い意思を感じますね。

 ところがその一方で何だか逆の方向の話も出てきました。

 ブリヂストンのシューズを履いて満足している私ですが、ネットをしていると
ブリヂストンはテニスシューズの製造、販売を辞めるようです。
ニュースソースはブリヂストンのシューズを使っている車椅子テニスプレイヤーです。
http://www.tennis-navi.jp/blog/masahiro_honma/practice/039050.php

 ラケットやウェアなどはかなりアクティブな動きを見せているブリヂストンですが
果たしてどんな動きをしていくのか気になりますね。

 安くいいものを買いたいという人にとっては在庫と販売終了の時期を気にすることに
なるのでしょう。


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