もてぎでのテストというのは他のMotoGPのマシンとの比較ができなかったのですが
バルセロナでは他社、強力なライダーとの並走となったわけでポジティブにもネガティブにも
違いや差を理解できる。そんな中でライダーのランディ・ドゥピュニエは肯定的な評価を
していたようです。
http://www.gpone.com/2013061710555/De-Puniet-potevo-essere-piu-veloce.html

 スズキのコーポレートカラーに覆われて、テクニカルパートナーや関連メーカーの
ステッカーが目につかないマシンで走ったフランス人ライダーはテストに満足していました。

 その中で話していたのはこのマシンがライダーフレンドリーであるということですね。

 以前、私がクリスティアーノ・ミッリョラーティと話していた時に彼が私に話していたのは
走らせやすいバイクというのがいいバイクであり、タイムが出るバイクであるというもの
でした。

 このことというのはどのカテゴリーでも言えるのでしょうが、ランディのテスト後の
インプレッションで座り心地の良さとそれに伴うライダーフレンドリーなマシンで
あることを話していました。これはスズキが最後に500ccでタイトルを取った時に
ケニー・ロバーツが話していたことと一致します。

 暴れ馬で乗り手を選ぶバイクではなく、テスト段階ですが乗りやすいバイクで
熟成の進んでいるライバルメーカーからそれほど劣らないタイムを出したスズキの
バイクはかなりの可能性を感じます。

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