批評性が新しい進化を産み出し、成長が始まるはずなのに。
2013年5月7日 スポーツ MotoGPのスペイングランプリを見ていて、あの強かったドゥカティはどこへ行って
しまったのだろうかと思っていたドゥカティスタは世界中にいたと思います。
ホンダとヤマハを追いかけるというより、CRTのバイクに背中を脅かされる
姿を見て、バレンティーノ・ロッシがあのメーカーから離れたわけがリアルに感じることに
なりました。
http://www.motorcyclenews.com/MCN/sport/sportresults/MotoGP/2013/March/mar1613-ducati-cant-deal-with-criticism/
エンジニアやデザイナー、メカニックといった技術サイドの考えた速いバイク、強いマシン、
高いスピードで直線を走り、旋回性が素晴らしいというのは彼らが考えた中で生まれ
作られたものでしょう。
その出来上がったバイクというものをライダーがサーキットを走らせて、何をすれば
速くなり、よりよく曲がり、操作性が向上し、グリップ性が上がるのかを提言する。
それがチームやメーカーの高い地位の技術者が納得して受け入れて、そこからライダー
がサーキットでいいタイムを記録できるようにするのが彼らの仕事であり、
バレンティーノ・ロッシがホンダやヤマハで一緒だったエンジニアに何が足りなくて、
何が必要なのかと批評性を有しながら話し、そこから日本人エンジニアが修正と
改造を加えていき、ライダーが求めるマシンが仕上がっていく。そして、タイムアップに
進んでいく。
しかしながら、ドゥカティとバレンティーノ・ロッシとの関係はそういった、エンジニアサイド
が優れたバイクだと信じて作り、それを彼らの思ういい方向性で開発を進めたマシンに
対して批評性と建設的な提言というものがなかった。あるいは創造性を含む批評空間
が薄かったということでした。
その結果が世界最高のライダーを迎えながら、暗黒の二年間ということになり、
ではドゥカティがMotoGPで参戦を続けるということになるとどういうことを修正して
何を治して今季の好成績につなげるのだろうかと思いながら見ているシーズンですが
どうも、ドビツィオーゾの発言を見ていると、ライダーが求める変化や修正がなされて
いない。そして、それがホンダやヤマハを追いかけるというよりはCRTのマシンに脅
かされるという展開につながっているような気がしますね。
http://www.motoblog.it/post/140773/rossi-pronto-per-le-mans-dovizioso-non-e-il-cambiamento-che-speravo
どのモノ作りもそうですが、正しい批評性やオープンな議論やタブーのない会話が
成長や変化や進化を生み出すのだと改めて思ったスペイングランプリでした。
しまったのだろうかと思っていたドゥカティスタは世界中にいたと思います。
ホンダとヤマハを追いかけるというより、CRTのバイクに背中を脅かされる
姿を見て、バレンティーノ・ロッシがあのメーカーから離れたわけがリアルに感じることに
なりました。
http://www.motorcyclenews.com/MCN/sport/sportresults/MotoGP/2013/March/mar1613-ducati-cant-deal-with-criticism/
エンジニアやデザイナー、メカニックといった技術サイドの考えた速いバイク、強いマシン、
高いスピードで直線を走り、旋回性が素晴らしいというのは彼らが考えた中で生まれ
作られたものでしょう。
その出来上がったバイクというものをライダーがサーキットを走らせて、何をすれば
速くなり、よりよく曲がり、操作性が向上し、グリップ性が上がるのかを提言する。
それがチームやメーカーの高い地位の技術者が納得して受け入れて、そこからライダー
がサーキットでいいタイムを記録できるようにするのが彼らの仕事であり、
バレンティーノ・ロッシがホンダやヤマハで一緒だったエンジニアに何が足りなくて、
何が必要なのかと批評性を有しながら話し、そこから日本人エンジニアが修正と
改造を加えていき、ライダーが求めるマシンが仕上がっていく。そして、タイムアップに
進んでいく。
しかしながら、ドゥカティとバレンティーノ・ロッシとの関係はそういった、エンジニアサイド
が優れたバイクだと信じて作り、それを彼らの思ういい方向性で開発を進めたマシンに
対して批評性と建設的な提言というものがなかった。あるいは創造性を含む批評空間
が薄かったということでした。
その結果が世界最高のライダーを迎えながら、暗黒の二年間ということになり、
ではドゥカティがMotoGPで参戦を続けるということになるとどういうことを修正して
何を治して今季の好成績につなげるのだろうかと思いながら見ているシーズンですが
どうも、ドビツィオーゾの発言を見ていると、ライダーが求める変化や修正がなされて
いない。そして、それがホンダやヤマハを追いかけるというよりはCRTのマシンに脅
かされるという展開につながっているような気がしますね。
http://www.motoblog.it/post/140773/rossi-pronto-per-le-mans-dovizioso-non-e-il-cambiamento-che-speravo
どのモノ作りもそうですが、正しい批評性やオープンな議論やタブーのない会話が
成長や変化や進化を生み出すのだと改めて思ったスペイングランプリでした。
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