国民栄誉賞という賞を贈呈されることになった昭和と平成を代表するジャイアンツOBの
二人がユニフォーム姿で東京ドームのグラウンドに立つ。ドーム球場に彼等の姿を見たい
人達が駆けつけたのでしょうが、果たして旅行中や帰省などの移動中の人が多い中で
読売系列のテレビの視聴率はよかったのでしょうか。

 ジャイアンツファンにとって、偉大なヒーローである長嶋氏と松井氏。しかしながら、
現在の読売ジャイアンツに対する札幌や仙台、千葉、福岡というエリアでのファンの
多さは上記の二人の現役時代とは大きく異なります。

 また、今回の受賞に関して、先に述べたようにゴールデンウィークの多くの人が出かけたり
移動している日曜の昼間という時間帯にセレモニーを行う。

 長嶋氏の健康問題や政府のスケジュール、テレビサイドの編成の都合など、一つの
プロジェクトの決定には複合的な要因が存在するのでしょうが、何が何でも見ておこう
という人の数は10年前に比べて減っていると思います。

 スケジュールのことや他の球団のファンがパ・リーグの本拠地の都市で増えていることを
考えると、人的物的エネルギーがどんな波及効果を持ったのかなぁと思った私でした。

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