南米に限らず、多くの国でベネズエラの国家元首の死去のニュースが流れました。
http://www.corriere.it/esteri/13_marzo_05/venezuela-morto-chavez_9ec8332a-85e0-11e2-b184-b7baa60c47c5.shtml

 私のブログの読者の中には大変F1グランプリに興味を持っている方々が多いのですが
おそらく色々なことを想像したことでしょう。

 かつてはフランス人ドライバーとフランスの政府の強い関係性と大きな影響力を
感じていた業界関係者やファンが多かったと思います。政治とF1ということを考えると
近年ではパストール・マルドナドとチャベス政権下でのベネズエラ政府の強固な
関係を否応なく理解できます。

 GP2を走っている多くのドライバーはF1を走るだけの能力はあると思いますが、
近年のF1ではチームは大きな額のお金なりスポンサーなり、メーカーとの関係を求
めます。

 そんな中でパストール・マルドナドはチャベス大統領との強い関係との強い関係から
国策石油会社のスポンサードをウィリアムズに持ち込み、シートを獲得しています。

 すでに今年の契約は済んでいて、シーズン開幕はもうすぐですが、果たして
チャベス大統領の死去によって何がどうなるのか気になりますね。

 F1で走りたいドライバーはたくさんいて、彼等のマネージャーがウィリアムズの
オフィスに電話やメールを送ることを考えているはずです。

 チャベス大統領が行ったような分厚い支援とスポンサーシップが死後も続いて
いくのか、あるいは違った形になるのか。契約の条項や文面がどうなっているのか
など気になりますね。

 果たして何が生まれ、何が始まるのか気になります。

 

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