裁判での審議の結果、東京地裁は内柴正人被告に懲役五年の判決が下されました。
そして、この判決が出てJOCは金メダルの返還を考えているという報道がされました。
どうも、これには疑問を感じますね。
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20130201-1079665.html

 私が知る限り、内柴被告はプレイヤーとして戦っている時に裁判になるような
ことはしていないというものです。

 あくまでも彼が罪に問われたのは、指導者としての立場において、罪に問われるような
行動をして、それが裁判の場で問われたというものです。

 彼が金メダルを獲得したのはあくまでもプレイヤーの時点であり、指導者の道に入って
からでのものではないですね。

 そして、現時点では刑が確定していません。事実関係を認めていない彼が弁護士と
彼の信じる真実を訴え、仮に彼の主張が認められて無実ということになった場合
はJOCの行動はどうなるのか。

 今回の一件が地裁で決定ではなくて、さらに真実を争う構えを見せている中で
JOCのメンバーの対応や発言というのは急すぎるし、プレイヤーとしての金メダル
に関して言及するというのはちょっと違うのではないかという気がします。

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