私の好きな監督が息を引き取りました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130115-00000081-mai-soci

 ある意味、日本を愛しながら同時に嫌っていた人というのが私の考える大島渚像です。
今見ると問題作とは思えないがあの時代では大問題となる作品を制作し松竹を追われ
独立プロダクションやテレビで日本人の心を突き刺す作品を発表し創作の舞台を
国外に移し、海外でも評価された大島渚が亡くなりました。

 松竹の関係者やATGの方々では大島渚に対する見方や印象は大きく異なるので
しょうがどんな立ち位置の方でも大きな不在感を感じるのは確かでしょう。

 映画監督としても早川雪洲の作品を見たかったですし、朝まで生テレビにもう一度
出て欲しかったのですが、その私の思いは永遠に叶うことはなくなりました。

 なんとも言えない寂しさを感じる夜になってしまいました。
ご冥福をお祈り申し上げます。



 

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