味噌カツと手羽先を愛し、中日ドラゴンズを応援し、週に一回はパスタを食べ
モータースポーツとフラビア・ペンネッタやサーラ・エッラーニに声援を送るイタリアの
濃度の高い私にとっては今年のF1というのは寂しさを感じるものになりそうです。

 イタリアという国からF1ドライバーが出てこないというシーズンを今年も迎えようと
しています。

 そして、鈴鹿で素晴らしい走りを見せてくれた日本人ドライバーは持ち込めるスポンサー
や資金がなく、今年は少なくともレギュラーとしてF1を走ることはないようです。

 世界中の国家元首の数が大体200人でしょうが、F1世界選手権シリーズという世界格式
のレースで戦うドライバーは13チームが参戦したとして26人。狭き門であるし、お金なり
スポンサーなり国家や国営企業のサポートなり大企業の分厚い後押しがなければ
シートを得られない。残念ながらそれが現実です。

 F1マシンを運転する技術だけでは契約をするには至らずに多くの要素が絡んでくる
今のF1で日本人とイタリア人はドライバーとしてサーキットで走ることはないシーズンが
始まりそうです。

 ドイツ人のドライバーの多さを見るにつけて、ある意味、国力や土壌というものを
実感してしまいます。

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