『冒険の扉を開くのは君だ。君が望むなら連れて行こう。』
ティエリー・サビーヌの言葉から始まったパリダカの歴史。
色々な変化がありながらもパリダカは続いています。今年もいよいよ
パリダカが始まります。

 今年のパリダカ。そこに私がMotoGPのパドックで顔を合わせる男が深く関わっています。

 リービオ・スッポ。ドゥカティでケーシー・ストーナーとブリヂストンという強力なカードを
使ってホンダやヤマハを破り世界タイトルを奪った時のマールボロドゥカティの
マネージャーが彼でした。

 その後、ホンダへと移り、MotoGPのサーキットで顔を合わせる彼がホンダのパリダカ
へのファクトリー体制での参戦となり、サーキットではなく、砂漠に現れます。

 パリダカ用のマシン開発があり、ファクトリー体制での参戦計画があり、そこに
ホンダがマネージメントを任せる部分で誰が関わるのだろうかと思っていたところに
スッポを起用する。ここにホンダの熱の大きさと本気度が感じられます。

 近年のパリダカではKTMのマシンの強さが印象に残りますが、今年は果たしてどんな
サプライズやミラクルを見られるのだろうか楽しみなホンダファクトリー参戦のパリダカ
です。

 

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