名古屋人でラジオを聴く人というのはAMではCBCや東海、FMではFMAやZIP
というのがマジョリティだと思います。そんな中でかつては名古屋に置いてradio-i
という放送局がありましたが、累積赤字を抱えて、停波し閉局ということがありました。
その経験からもはや、コミュニティFM以外に新たに開局するところはないだろうと
思っていたのですが、新たに名古屋を基点にラジオ局の立ち上げを考えている
企業体があるようです。
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20121030-OHT1T00229.htm

 まぁ、かつてradio-iがあった時というのは時間帯によって聴いていたのですが、
スポンサーがあまりついていないなぁというのが印象に残りました。そして、基本的に
外国人のためという部分が開局の際の条件であったため、外国語での放送が多く
日本語のみ理解できる名古屋人の領域がリスナーになることの難しさやスポンサー
獲得の部分での困難さを感じましたね。
http://toppy.net/broadcast/120211.html

 そんなラジオ局の閉局という事態が起きたのは、ラジオ局の経営側の問題なのか、
あるいは外的な要因なのかは判断が難しいのですが、名古屋圏で新たに開局を
考えているのがinter FMです。

 私はかつて、radio-iがあった時代に inter FMの番組がネット受けで流れるということを
経験しているので、朝からずっとAMを流している商店街のお店の主などに比べて
東京発の外国語での放送を重視した局に対して受け入れる土壌を持っているのですが
果たして、この新たな開局計画がかつての名古屋発のFMの外国語放送の二の舞
になってしまうのか、あるいは名古屋人に浸透していくのか気になるところですね。

 ここまですでに新規開局の報道が出ていると言うことはかなり準備が進んでいる
ことを意味します。

 果たして近い将来にコミュニティFMではない新たな県域、あるいは中部圏のFM
局が生まれて、サービスを開始するのか気になるところです。
 

 

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