アウディとドゥカティとの交渉成立が正式に発表になりました。さて、今後は
どうなるのでしょうか。
http://www.motoblog.it/post/37331/ducati-audi-cosa-succedera-ora-cosa-vorreste-per-il-futuro

 レースの世界においてドゥカティの存在というのは大変、大きなものがあります。
現在のMotoGPにおいては日本のスズキとカワサキが撤退してしまい、日本の
メーカーのホンダとヤマハがありますが、それ以外では今季から参戦が認められた
CRTチーム以外ではドゥカティがメーカーとして直系のチームでの参戦と他のチームで
マシンを買いたいというチームに販売するという形態でドゥカティのマシンが並んでいます。

 しかし、もしもドゥカティが撤退したらどうなるのでしょうか。選手権の存在意義が
問われるようなことになってしまいます。

 スーパーバイクの世界でもドゥカティの存在価値というのは非常に高いものが
あります。

 今週末、開催されたオランダラウンドでの第一レースには表彰台の三人がドゥカティスタ
ということになりましたが、ドゥカティが市販車ベースのマシンでの選手権に注いできた
人的物的なエネルギーや選手権運営の中での高い位置というものというのは日本人の
レースファンが想像する以上のものがあります。

 ボルゴパニガーレの社屋におそらくしばらくしたらドイツ人がやってくるとは思いますが
当然のことながら変わる部分が出てくるでしょう。果たしてドイツとイタリアの婚姻が
どんな化学変化を起こすのか独伊同盟の近い未来が気になるところです。

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