痛みを伴うからリアルに分かることがある。

　原油価格が上がり、必然的にガソリン価格も上がっているが、これを何かの
教科書にできることがあるのではないでしょうか。

私が住んでいるのは名古屋という街でして、多くの名古屋人は公共交通を使うより
自家用車で移動することが多いと思います。

　でもって、現今の原油価格とガソリンの値段ですね。

　当然のことながら『高い、高い』という言葉をよく聞きます。

　では、そこから何が生まれるのでしょうか。

　徒歩十分が遠いと思って車を運転する人というのは生活習慣病予備軍でしょう。
人間の体というのは足腰から弱っていくのでしょうが、歩くこと、走ること、自転車をこぐこと
をすることなく、移動を車で過ごしていくと運動不足になるのは確かでしょう。

　また、車からは当然のことながら排気ガスを出します。環境のことを考えると車の
使用を控えたほうがいいのは当然です。

　車を選ぶ上でガソリン価格が上がれば当然のことながら燃費の良さというものが
プライオリティの上位に上がってくるわけで、メーカーの開発の方向性が低燃費に
進むことでしょう。また、車を運転するときに燃費を抑えるような走り方をするように
なるでしょう。

　そう考えるとガソリン価格が高くなることで頭と体を使い、自らの健康や環境問題
を身近に考える効果があるような気がします。

　まぁ、名古屋人の多くが色々と自らの頭でモノを考え、行動に移して欲しいものですね。