錦織圭が飛びぬけた才能を持っているからトップ100に入ってくるのは容易に想像
できるが、他に日本人プレイヤーが二人トップ100入りするのは少し前には考えられなかった。

 まぁ、オートバイのレースにしてもテニスにしてもお金を払ってでも見たいと思うのは
凡才の努力ではなくて天才の閃きであるのは私にとっての真実です。

 錦織圭のテニスにはファンタジスタならではのプレイがあり、それを見たいがために
払うのはわかりますね。

 彼の商品価値というのは高いので、実際にいいスポンサー契約を獲得しています。

 しかしながら、世の中には天才ばかりではないし、凡才でもテニスをする権利はあります。

 ミロスラフ・メチージュ、アンリ・ルコントには同じ時期にツアーを戦っていたプレイヤーも
驚愕するような技術があり、ライバルすら魅了してしまう能力がありました。

 しかしながら、同時代に上記の二人と戦い勝つことができたプレイヤーにも凡人は
いました。

 凡人の努力を見てもつまらないとは思うのですが、凡人の超人的な努力となると
これは見る価値はあるますし、凡人がとんでもない練習や研究を重ねて天才に
勝つために何が必要で何をするべきで何を全うするか脳みそから血が出るような
研究と体を限界を高めるような練習をしたプレイヤーは素晴らしいと思いました。

 その凡才のとんでも無い突き抜けた努力家はマイケル・チャンであり、
トーマス・ムスターでしたね。

 錦織圭にあり、自分たちにないものを考え、何をして、何を加えるべきか考えた
添田と伊藤がトップ100に入ってきたというのは、凡人の努力ではなくて超人的な
努力は何かを考えて、計画を立てて、それを実行したから成し得た成果だと思います。

 また、松岡修造、鈴木貴男以外のプレイヤーの不成功例から学んだことも多かった
ことでしょう。成功体験より失敗例の方が教科書になるのは世の常です。

 錦織の動向も気になりますが、同時に添田と伊藤が何を今後見せてくれるか
気になっています。

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