新日本プロレスの未来はどちらへ。
2012年2月14日 スポーツ 棚橋弘至をエースとして会社を回していた中で唐突に若いレスラーがベルトに挑戦し
タイトルを獲得しました。果たして今後の新日本プロレスはどちらへ進もうとしているのでしょうか。
プロレス団体の看板タイトルの獲得というのはボクシングや総合格闘技のそれとは
異なり単に実力があるということだけではなく観客動員能力やスポンサー獲得能力、
団体内での政治力、会社のトップの計画やテレビ局の思惑などが複雑に混ざり合って
ベルトの移動がされるものです。
特に新日本プロレスという団体ではプロレスというリングでありながらも格闘技としての
能力を持っているレスラーや観客動員力を持っているファイターもいるわけですし、
テレビ朝日の思惑や経営サイドの方向性もあり、色々な人間が知恵を絞って
会社を経営しています。
かつての大仁田厚がFMWを旗揚げしてテレビ局のサポートや
ビッグスポンサーの支援などがなく、一人で小さな団体を率いていた時は彼がエースとなり
彼のファイトを引きたてるレスラーが対立構造を理解してリングに立つ。
小さな団体で彼の魅力で客を集め、テレビ局なしで経営していた時のような
レスラーがプロモーターでありプロデューサーも兼ねていたケースとは
新日本プロレスとレスラーは異なります。
今回、棚橋がベルトを失い、オカダ・カズチカがベルトを巻き、そこに内藤哲也が
次回のタイトルマッチでチャレンジャーとしてリングに立つ。
オカダ対内藤というタイトルマッチでチケットを売り、視聴率を獲得しようとする。
そこには新日本プロレス(およびテレビ朝日)の何か新しいことをしていこうという
強い思いは感じます。
このニューチャンピオンのオカダとチャレンジャーの内藤の戦いが武道館や東京体育館
では観客動員力に対する信頼性のなさがあり、この二人のメインイベントで会場に
スカスカ感があると現場的にもテレビ的にもまずいということで大会場ではなく
後楽園ホールというところに新日本プロレス(とテレビ朝日)の保険のかけ方も透けて
見えますが、保険をかけながらもギャンブルをしようとしている、あるいは近い将来を
考えて布石を打っているという思いや姿勢が感じられます。
果たして新日本プロレスはどこへ行こうとしているのか気になる私です。
タイトルを獲得しました。果たして今後の新日本プロレスはどちらへ進もうとしているのでしょうか。
プロレス団体の看板タイトルの獲得というのはボクシングや総合格闘技のそれとは
異なり単に実力があるということだけではなく観客動員能力やスポンサー獲得能力、
団体内での政治力、会社のトップの計画やテレビ局の思惑などが複雑に混ざり合って
ベルトの移動がされるものです。
特に新日本プロレスという団体ではプロレスというリングでありながらも格闘技としての
能力を持っているレスラーや観客動員力を持っているファイターもいるわけですし、
テレビ朝日の思惑や経営サイドの方向性もあり、色々な人間が知恵を絞って
会社を経営しています。
かつての大仁田厚がFMWを旗揚げしてテレビ局のサポートや
ビッグスポンサーの支援などがなく、一人で小さな団体を率いていた時は彼がエースとなり
彼のファイトを引きたてるレスラーが対立構造を理解してリングに立つ。
小さな団体で彼の魅力で客を集め、テレビ局なしで経営していた時のような
レスラーがプロモーターでありプロデューサーも兼ねていたケースとは
新日本プロレスとレスラーは異なります。
今回、棚橋がベルトを失い、オカダ・カズチカがベルトを巻き、そこに内藤哲也が
次回のタイトルマッチでチャレンジャーとしてリングに立つ。
オカダ対内藤というタイトルマッチでチケットを売り、視聴率を獲得しようとする。
そこには新日本プロレス(およびテレビ朝日)の何か新しいことをしていこうという
強い思いは感じます。
このニューチャンピオンのオカダとチャレンジャーの内藤の戦いが武道館や東京体育館
では観客動員力に対する信頼性のなさがあり、この二人のメインイベントで会場に
スカスカ感があると現場的にもテレビ的にもまずいということで大会場ではなく
後楽園ホールというところに新日本プロレス(とテレビ朝日)の保険のかけ方も透けて
見えますが、保険をかけながらもギャンブルをしようとしている、あるいは近い将来を
考えて布石を打っているという思いや姿勢が感じられます。
果たして新日本プロレスはどこへ行こうとしているのか気になる私です。
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