現在、本屋に並んでいる最新刊のnumberに福原愛のインタビューが載っていて
読んでいて、思わず納得してしまいました。

 彼女は卓球というスポーツで技量を伸ばすために子供の時代から中国語を始め、
現在はキャリアの中で中国語を使用して選手生活を送っています。

 そんな彼女ですが、周りから中国語を話していると日本語を使っているときとでは
声質と性格が違っていると指摘されているようです。

 これは私はよくわかりますね。

 私が日本語を使っているときは日本人的な感覚を有していますが、イタリア語を
話しているときはかなり発想や考え方がイタリア人になっている。

 私の母国語は日本語で二番目がイタリア語なのですが、この二言語を通訳する
時はどちらかにはあるニュアンスが片方にないということもあって苦心することも
ありますね。

 むしろ、イタリア語をフランス語に訳す方が言語的相似性や文化的な共通性も
あって通訳しやすいなと思ったりします。

 まぁ、ラテン系の言語を話しているときからすんなりと日本語的な発想に入って
いければいいのでしょうが、そういったことが私には難しいと思える場合が多いですね。

 福原愛がインタビューで答えている話は経験上、肌で頭でよくわかる私です。

 

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