つボイノリオの革新性と先鋭性を感じた東海集中豪雨。

　関東地方がとんでもない豪雨になり、多くの市民が携帯を使って情報
発信しています。その姿からかつての東海集中豪雨のつボイノリオの番組
での見事な進行を思い出しました。

　ホリエモンがラジオとインターネットは親和性が高いとかつて話して
いましたが、確かに携帯電話を使って、いろいろな場所にいる多くの人が
情報を発信し、それを見たり読んだりするということがあり、そこに
肉声だけで説得力のある報道をしなければいけないアナウンサーや非常時
に落ち着いて行動するように問いかけるパーソナリティが情報発信を
することで確度の高さを感じます。

　AMラジオという古いメディアが携帯という最新のメディアを活用する
リスナーによってテレビよりフットワーク軽く情報を伝達していく姿
というのは非常に興味深いものがあり、そんなメディアに魅力を感じて
スポンサードを続けていく会社も存在します。

　東海地方でのつボイノリオの朝のワイド番組というのは当初は電話と
ファックスを利用し、さらに携帯での意見の集約という形に流れて今日
にいたっているのですが、リスナーの意見や情報を宝の山と考える彼の
考えがAMラジオのワイド番組に革新性と先鋭性を与えています。

　果たして今回の関東地方の豪雨で当該のエリアのラジオ局はどんな
動きをしたのだろうか、そして、東海集中豪雨のときよりさらに進化した
携帯を有している人たちはどんな行動をとったのか気になります。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110826-00000089-mai-soci