ドラゴンズファンとしてはロースコアではらはらしながら勝つ、あるいは
苦い気持ちを抱きながら負けるというシーズンが続いていますが、これをどう
考えればいいのかと思っています。おそらく同じドラゴンズファンもそうですし、
他球団のファンも思っているのではないでしょうか。

 ドラゴンズ目線になってしまいますが、まぁ、我らがドラゴンズの得点能力
が低い。そして、投手が本当によく投げていて、1点や2点に抑えていながら
負け投手になってしまっています。ネルソンなど本当に投球内容からしたら
勝ち星はもっと多く、負け数はもっと少なくなっていてもおかしくないのに
6勝10敗となっています。

 現在のセントラルで規定打席以上の打者の成績を見ているとトップがジャイア
ンツの長野で308になっています。そして、彼がセントラルでただ一人の三割
打者。二位以降は三割を切っています。

 昨年のデータを見てみると、リーディングヒッターがスワローズの青木で
打率は358でした。今年のトップとは五分の差があります。

 そして、昨シーズンではトップの青木から14位の田中浩康まで三割打者が
いましたが、今年はすでに述べたように三割打者は一人だけ。明らかに
投手、ディフェンス側がいい成績を残しています。

 投手の記録を見ていると、昨年の防御率のタイトルホルダーがカープの
前田健太で2.21で二位のチェンが2.87でしたが、今季は
昨年の前田健太の驚異的な数字を上回る投手が四人。トップテンが2.52
というとんでもない数字になっています。

 まぁ、一年で急激に変化しましたね。こすった様な当たりでホームラン
になるようなことがなくなったのは明らかでしたが、今年のセントラルの
野球は数少ないヒットでいかに点数をとるのか、そして、ドラゴンズは
四番バッターでもバントで進塁させていくというような試合が多くなりそうです。

 ある意味、監督の技量が問われるシーズンであり、選手の走塁能力、
捕殺を楽しむような後半戦になりそうです。

 

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