まぁ、ブルノでMotoGPクラスのライダーが会議の場を持ちましたが、
口々に『話すことはない。まだ、決まっていない』と言うばかりでした。
その一方で、来季の契約が決まっていないライダー、日本のメーカーのバイクで
出走しているライダーはプレッシャーをかけられている(まぁ、日本人のスタ
ッフはライダーに要請しているだけだと言うのかもしれませんが)ようです。

 すでにイタリアのプレスにての話のレベルであり、オフィシャリーに発表
していませんが、バレンティーノ・ロッシはもてぎに行かないだろうと話して
いるようです。

 これはすでにイタリアの複数のメディアが報じている情報でして、彼の
リスクを犯したくないという思いと同時にドゥカティは日本のメーカーでない
こと。健康を害した時、彼や彼と同行するスタッフが裁判に訴えるような
ことになったときにいろいろな意味で難しく厳しい状況がドゥカティや
フィリップモーリスに降りかかるであろうということが容易に想像できます。

 ドゥカティをサテライトチームで走らせるロリス・カピロッシの決断は
まだ耳にしていませんが、彼のマネージャーのカルロ・ペルナットは来日
しないことをブルノで明言していました。

 まぁ、孫の顔を見るまでは健康に過ごしたいというところなんでしょう。

 日本のメーカーのバイクで走っているライダーに関してはメーカーとの
付き合いもあり、まだ判断に慎重になっているというところですね。

 他のカテゴリーに関して言うと、Moto2クラス参戦中のクラウディオ・コルティ
は来日しないとfacebook上で明らかにしました。

 これから、しばらくの間、他のライダーの動き、決断が気になるところですが、
マグニチュード5クラスの地震がもてぎ近辺で起きていたり、こんな時期なのに
泊原発が運転を再開するというニュースを読むととてもではないけれど、来日
したくないと思うのは自然な気持ちの現れではないかと思います。

 

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