ドゥカティのチェカ、アプリリアのビアッジ。この二人の圧倒的な走りが
炸裂した日曜日の午後のミザノアドレアーティコでした。

 アリタリアアプリリアのビアッジの懸命の走りというのが非常に感動を覚える
ものでしたが、100%の走りを足のけがを押してするのは難しく、レース1でも
レース2でもコースアウトしてしまい、絶好調のチェカとドゥカティに手負いの
状態では勝てなかったということだと思います。

 リミニ郊外のサーキットで鮮やかなドゥカティサウンドを奏でながら
完ぺきな勝利を奪いました。

 サーキットには『道』があり、パドックには『甘い生活』が存在し、
パルクフェルメでは『インテルビスタ(インタビュー)』がありました。
今年のカルロス・チェカの充実ぶりと美しい走りは傑作の映画を思い浮かべます。

 チェカとアルテアドゥカティがフェッリーニとニーノ・ロータのコンビの
ように美しいコンビネーションを見せたサンマリノラウンドでした。

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