ブロック・パークスとカワサキがミザノアドレアーティコでベストマッチを
見せ、ライバルに陰を踏ませない、鮮やかな勝利を奪いました。

 シーズン開幕前はホンダ対カワサキの戦いになるであろうと思われていた
ところ、ヤマハがBE1Racingとジョイントして参戦し、開幕から絶好調で
高い戦闘力を発揮してきました。

 しかし、カワサキも黙ってみているわけでもなく、また、パークスも
ミザノアドレアーティコという非常に難しいサーキットをしっかりとセットアップ
をまとめ、ルーカ・スカッサがレギュレーション違反で不出場となり、
手強いライバルが一人いなくなった状況もあってしっかりと勝ち切りました。

 パークスと競り合えるのはチャズ・デービスのヤマハとファビアン・フォレ
のホンダでしたが、デービスはコースオフしてからタイムペースが鈍り、
フォレはスタートのミスと一度のコースアウトがたたり、追撃が及ばずに
パークスに逃げ切りを許しました。

 これは非常にライダーのパークスにとっても、カワサキにとっても大きな勝利
となりましたね。

 彼らの失地回復運動の高らかな宣言が聞こえてきたミザノアドレアーティコでの
レースでした。

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