オーストラリアでのスーパーバイク世界選手権の開幕戦での表彰台のメンバー
を見ていて、あきらめが悪いことが美しいこと、続けることが大事なことなんだ
と改めて理解できましたね。

 カルロス・チェカ、マックス・ビアッジ、マルコ・メランドリ、レオン・ハスラム
といった人たちとはサーキットで今まで顔を合わせてきました。
彼らは世界格式のレースにやってきて、ずっといい時だったわけではありません。

 チームやメーカーとの関係やメディアやスポンサーなどとの付き合いの中で
難しい局面に出くわしたこともありました。

 また、ライバルの登場で主役の座を奪われるようなこともありました。

 しかし、そんな中でも彼らはライダーとしての活動を続けてきました。

 あきらめが悪いことが世界のトップレベルでの戦いで生き抜くことの大きな
要素であり、続けないと近い未来も遠い将来もないことを彼らは理解していて
今年の開幕戦のサーキットにやって来ました。

 彼らの表彰台での笑顔には色々な思いが宿っていたように思えましたね。

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