イタリアが国別対抗戦のフェドカップの決勝で敵地アメリカに乗り込んで
戦い、見事な勝利で世界一になりました。
http://www.ubitennis.com/sport/tennis/2010/11/08/411076-italia.shtml

 シングルスメンバーがスキャボーネとペンネッタ。ダブルスおよびシングルス
のリザーブがエッラーニとビンチ。ほぼ固定メンバーで強い結束力を持って
いるのに対して、ウィリアムズ姉妹を欠いたアメリカは若手二人をシングルス
で起用。

 結果、スキャボーネが二日目のシングルスを落とすという大波乱はありましたが
ペンネッタがシングルス二試合を完ぺきに近い試合で勝利して、イタリアに
タイトルをもたらしました。

 昨年、ランキングをキャリアベストの10位まで上げながら、今シーズンは今二
つの成績でシングルスに関しては20位まで落としてしまった彼女ですが、
フェドカップでの強さ、しっかりと勝たなければいけない試合を勝ちきる強さを
持って勝ったのは評価できると思います。

 普段はいい人ですが、ラケットを持つと性格が変わるペンネッタとスキャボーネ
がカップを掲げた時の笑顔がなんとも魅力的なフェドカップのフィナーレでした。

 

(写真は昨年の有明でのフラビア・ペンネッタ)

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